2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の当期(2026年3月期)に対する事前予想は短信に開示されておらず、また市場コンセensusの記載もないため、上振れ/下振れ判定は不可(会社予想未開示、 市場予想:–)。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」。売上収益は442,316百万円(前年比 ▲4.0%)、営業利益は10,325百万円(前年比 ▲37.2%)。
  • 注目すべき変化:中国売上が56,150百万円で前年比▲20.7%と大幅減少。米州の営業利益は1,466百万円で前年比▲76.0%と大幅悪化し、営業減益の主因となった。
  • 今後の見通し:2027年3月期予想は売上440,000百万円(前年比 ▲0.5%)、営業利益13,000百万円(前年比 +25.9%)、親会社帰属当期利益8,000百万円(前年比 +12.1%)。なお、原油高等の影響は現時点で織り込まず、為替前提は1USD=150.0円、1元=21.5円。
  • 投資家への示唆:短期は中国市場の回復・米州での諸経費抑制が鍵。営業CFは当期で22,607百万円あり、営業CF/純利益比率は約2.3倍と現金創出面は良好。配当は増配(年間90.0円)で還元継続だが、配当性向が高水準(149.1%)である点は注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:テイ・エス テック株式会社
    • 主要事業分野:自動車用シート・内装部品等の製造販売(四輪用シートが主力、二輪用シートや樹脂部品等も)
    • 代表者名:代表取締役 社長 鳥羽 英二
    • 主要顧客:本田技研工業グループ(当期売上382,124百万円)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年5月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期(連結:2025年4月1日~2026年3月31日)
    • 決算説明会資料:作成・開催(機関投資家・アナリスト向け、2026/5/13)
  • セグメント:
    • 日本:日本国内で主に四輪シート・内装等の製造販売
    • 米州:米・加・墨・ブラジルでの四輪/二輪シート等の製造販売
    • 中国:中国・香港での四輪シート・内装の製造販売
    • アジア・欧州:タイ・フィリピン・インド・インドネシア・ポーランドでの事業展開
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):124,000,000株(2026年3月期)
    • 時価総額:–(短信記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2026年6月19日
    • 配当支払開始予定日:2026年6月4日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年6月17日
    • 決算説明会:開催済(2026/5/13、機関投資家・アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想:当期(2026年3月期)について会社側の期初予想は短信に明示されておらず、したがって達成率算出不可(会社予想未開示)。
    • 市場予想:–(短信に記載なし)
    • 実績(主要項目)
    • 売上収益:442,316百万円(前年比 ▲4.0%、差額 ▲18,197百万円)
    • 営業利益:10,325百万円(前年比 ▲37.2%、差額 ▲6,103百万円)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益:7,134百万円(前年比 ▲17.3%、差額 ▲1,496百万円)
  • サプライズの要因:
    • 売上面は主要顧客向けの減産や中国の機種構成変化が重なり減収。
    • 利益面は減収に加え、米州での諸経費増加が大きく、営業利益を圧迫。
    • また、一時要因として米州での減損等(減損損失は当期合計1,575百万円)や税・移転価格関連支出の影響がキャッシュフローで言及されている。
  • 通期への影響:
    • 2027年3月期は営業利益回復見込み(+25.9%)だが、前提として中国の回復および米州でのコスト改善が必要。短信は通期見通しを据え置き(修正はなし)。
  • 対会社予想差分(翻案):
    • 会社予想未開示のため、売上・営業利益・純利益の「絶対額」および「予想比率」の差分計算は省略(会社予想未開示)。

財務指標

  • 財務諸表 要点(連結、単位:百万円)
    • 売上収益:442,316(前期460,514、差額 ▲18,197、前年比 ▲4.0%)
    • 売上原価:387,874(売上総利益54,441)
    • 営業利益:10,325(前期16,428、差額 ▲6,103、前年比 ▲37.2%)
    • 税引前利益:15,461(前期20,058、前年比 ▲22.9%)
    • 当期利益(総):9,658(前期11,303、前年比 ▲14.6%)
    • 親会社帰属当期利益:7,134(前期8,630、前年比 ▲17.3%)
    • 基本的1株当たり当期利益(EPS):60.37円(前期70.69円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:約 2.3%(10,325 / 442,316)← 業種の目安との比較は業種平均参照データなしのため記載なし
    • ROE:約 2.3%(親会社帰属当期利益7,134 / 親会社所有者帰属持分309,869)※目安:8%以上良好、10%以上優良 → 低位
    • ROA:約 2.3%(当期利益9,658 / 総資産422,709)
  • 進捗率分析(四半期進捗は対象外、通期決算のため参考)
    • 2027年3月期(会社予想)に対する当期(2026年3月期)の比較:売上実績は翌期予想440,000に対し442,316で約+0.5%(目安の進捗ではなく比較値)
  • キャッシュフロー(単位:百万円)
    • 営業CF:22,607(前期28,713、差額 ▲6,106)
    • 投資CF:▲23,719(前期▲35,867、差額 +12,148)
    • 財務CF:▲22,716(前期▲31,443、差額 +8,727)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):約 ▲1,112(22,607 − 23,719 = ▲1,112)
    • 営業CF/純利益比率:約 2.3(22,607 / 9,658)→ 1.0以上で健全(目安に照らして健全)
    • 現金及び現金同等物期末残高:92,602(前期111,543、差額 ▲18,941)
  • 四半期推移(該当情報なし/四半期別数値の詳細は短信添付資料参照)
  • 財務安全性
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に相当):73.3%(前期70.8%)→ 安定水準(目安: 40%以上で安定)
    • 負債合計:95,111(前期106,679、減少)
    • 流動比率等の詳細:–(明示的数値の整理は短信表を参照)
  • 効率性
    • 総資産回転率等:–(短信に直接記載なし)
  • セグメント別(連結、単位:百万円)
    • 日本:売上収益112,130(前年比 +1.5%)、営業利益9,626(前年比 ▲7.1%)
    • 米州:売上収益261,320(前年比 ▲0.8%)、営業利益1,466(前年比 ▲76.0%)
    • 中国:売上収益56,150(前年比 ▲20.7%)、営業利益6,771(前年比 ▲9.1%)
    • アジア・欧州:売上収益42,478(前年比 ▲5.7%)、営業利益▲466(前期▲925、損失幅縮小)
  • 財務の解説(要点)
    • 資産合計は422,709百万円(前期432,366百万円)と減少。現金の支払(配当・自己株式取得等)や営業債権の減少が主因。
    • 非支配持分の減少や自己株式の処理等により親会社帰属持分比率が上昇。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:–(短信に明示的な特別利益の主要項目はなし)
  • 特別損失:減損損失合計1,575百万円(前期1,496百万円)、内訳として米州等の影響が大きい
  • 一時的要因の影響:減損・税関連の一時支出等が当期の利益・CFに影響。為替換算差額はその他の包括利益で13,292百万円のプラスとなり、包括利益を押し上げている(当期包括利益合計22,668百万円)。
  • 継続性の判断:減損は一時的な性格が強く、為替換算差額の変動は継続的に発生し得る(為替感応度あり)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(実績):中間44.00円、期末46.00円、年間90.00円、配当総額10,611百万円
    • 配当性向(連結):149.1%(高水準。利益水準が低下しているため比率が上昇)
    • 親会社所有者帰属持分配当率:3.4%
    • 2027年3月期(会社予想):中間46.00円、期末46.00円、年間92.00円(配当性向予想134.4%)
  • 特別配当の有無:該当なし
  • 株主還元方針:定常的な配当継続と自己株式取得の実施(当期も自己株式の取得実績あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 資本的支出(連結):21,228百万円(当期)
    • 主な投資内容:インド・中国での生産能力拡張(新工場稼働)、日本国内の拠点集約(埼玉地区行田工場への集約完了)等
    • 減価償却費:約14,447百万円(当期)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(短信に明確なR&D費の金額記載なし)
    • 主な研究開発テーマ:短信では明示なし(将来の収益力強化のための製品立ち上げ等の記述あり)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況:–(短信に受注高・受注残等の具体数値は明示なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(期末):43,959百万円(前期41,103百万円、増加)
    • 在庫回転日数等:–(記載なし)
    • 在庫の質:–(記載なし)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(主要項目、単位:百万円)
    • 日本:売上112,130(+1.5%)、営業利益9,626(▲7.1%)
    • 米州:売上261,320(▲0.8%)、営業利益1,466(▲76.0%)
    • 中国:売上56,150(▲20.7%)、営業利益6,771(▲9.1%)
    • アジア・欧州:売上42,478(▲5.7%)、営業利益▲466(損失幅縮小)
  • 事業別売上(単位:百万円)
    • 二輪事業:8,903(+8.5%)
    • 四輪事業(計):409,381(▲4.6%)
    • シート:373,259(▲5.1%)
    • 内装品:36,121(+0.3%)
    • その他事業:24,032(+4.1%)
  • 前年同期比較:中国の落ち込み(▲20.7%)と米州利益の大幅悪化が全体への影響として大きい
  • セグメント戦略:各地域での新工場稼働、インドでのJV設立(Krishnaグループ)等、地域拡大と製品立ち上げが進行中
  • 地域別売上(顧客所在地ベース、単位:百万円)
    • 日本:88,251(当期)
    • アメリカ:176,700
    • カナダ:64,903
    • 中国:53,965
    • その他:58,495

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:短信では明示された中期数値目標の詳細記載なしが多いが、インド・中国での生産拡大やJV設立等で成長投資を推進しており、中長期の成長基盤構築を継続。
  • KPI達成状況:主要KPIの具体数値(販売台数等)は短信に詳細記載なし。事業別・地域別売上のトレンドで進捗を把握する必要あり。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:短信内に同業比較データはなし。
  • 市場動向(短信記載事項のみ):
    • 中国や東南アジアで中国メーカーのシェア拡大が進行(市場構造の変化)
    • 米国でEV戦略の見直し等に伴う不確実性が高まっている
    • これらの外部環境の変化が需要・生産に影響

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている項目のみ)

  • 短期的な成長分野
    • インド・中国での新規顧客向け四輪シートの立ち上げ、新工場稼働
    • 埼玉地区での生産拠点集約(行田工場への集約完了)
  • 中長期的な成長分野
    • インド市場での事業拡大(KrishnaグループとのJV設立によるシート開発・部品製造)
    • 生産工程の自動化、物流改善による原価低減
  • リスク要因(短信本文に明記された事項のみ)
    • 原油価格上昇(中東情勢悪化による影響を注記、予想には織り込まず)
    • 為替変動(会社は通期で1USD=150.0円を前提)
    • 主要顧客への依存(本田技研工業グループ向け売上が大きい)

注視ポイント

(次四半期に向けた論点、短信本文に記載のある変数のみ)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性
    • 2027年予想では営業利益改善を見込むが、その前提は中国需要回復と米州での諸経費改善。両地域の動向が達成の鍵(短信記載の前提変数を監視)。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:セグメント別売上・営業利益推移(中国の大幅減少、米州の利益悪化を注視)
  • ガイダンス前提条件の妥当性:為替前提は1USD=150.0円、1元=21.5円。原油高等の不確実性は現時点で織り込まず(短信明記)→ 感応度リスクあり
  • その他:主要顧客の生産台数動向(特に本田向け)と新工場立ち上げの稼働進捗を確認することが重要

今後の見通し

  • 業績予想(会社公表)
    • 2027年3月期(連結予想、単位:百万円)
    • 売上収益:440,000(前年比 ▲0.5%)
    • 営業利益:13,000(前年比 +25.9%)
    • 税引前利益:15,500(前年比 +0.2%)
    • 当期利益:8,500(前年比 ▲12.0%)
    • 親会社帰属当期利益:8,000(前年比 +12.1%)
    • 1株当たり当期利益予想:68.47円
    • 修正の有無:今回短信での通期予想は提示されているが、当期中の予想修正は特段記載なし(今回決算での修正は行われていない旨)。
    • 会社予想の前提条件:為替1USD=150.0円、1元=21.5円。原油高は現時点で織り込んでいない。
  • 予想の信頼性:短信では「業績予想は現時点の情報に基づくもので不確実性を含む」と明記。過去の予想達成傾向についての詳細は短信に言及なし。
  • リスク要因(短信記載のもの)
    • 原油価格・原材料価格の上昇、為替変動、主要顧客の生産計画変動等

重要な注記

  • 会計方針:IFRS適用(会計方針の変更無し、見積りの変更無し)
  • 連結範囲の変更:期中に新規連結1社(重慶提愛思汽車零部件有限公司)を追加、サン化学工業株式会社を除外(吸収合併に伴う除外)
  • その他重要事項:重要な後発事象は該当なし

(注)不明な項目は — と記載しました。本文の数値は短信(連結)を基に整理しています。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7313
企業名 テイ・エス テック
URL http://www.tstech.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.55)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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