2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無く、発表数値は概ね会社想定の範囲内(上振れ/下振れの大幅な修正は無し)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高1,208,041百万円、前年同期比 +1.2%/営業利益35,054百万円、前年同期比 ▲10.9%)。
- 注目すべき変化:デンキセグメントが第3四半期(10-12月)に回復して売上を伸ばした一方、住建セグメントで2025年4月施行の改正建築基準法等による着工・完工遅れの影響が集中し、利益減につながった点が最大の変化。
- 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。Q4でデンキが挽回見込み、住建の受注は好調(注文住宅受注高累計前年比114.6%)で完工進捗により通期目標達成の見込みと会社は説明。
- 投資家への示唆:短期的な利益押下げ要因(会員ポイント施策の収益認識影響、建築法改正に伴う完工遅延)は一部一過性。通期進捗は売上・営業利益とも約70%前後であり、Q4の完工進捗とポイント施策の一巡が鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ヤマダホールディングス
- 主要事業分野:家電小売(ヤマダデンキ中心)、住建(住宅・建築関連)、金融、環境(リユース等)、その他
- 代表者名:代表取締役会長兼CEO 山田 昇
- URL:https://www.yamada-holdings.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- デンキセグメント:家電小売(ヤマダデンキ等)、住設建材・家庭機器の卸売販売を含む(注:2025/6/1の子会社合併により再編)
- 住建セグメント:ヤマダホームズ、ヒノキヤグループ、ハウステック等の住宅建築・分譲
- 金融セグメント:住宅ローン等の金融サービス、少額短期保険取扱い
- 環境セグメント:リユース家電・PC等の再製品化・販売
- その他:その他事業(コスモス・ベリーズ等)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末/自己株式含む):966,863,199株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):677,086,409株(2026年3月期3Q)
- 自己株式数(期末):305,629,847株(2026年3月期3Q)
- 今後の予定:
- 決算発表:次回(通期)予定等は資料に明示無し(通期予想の修正は無いと記載)
- IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)あり(詳細日程は別途)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期数値を使用)
- 売上高:実績 1,208,041百万円/通期会社予想 1,697,500百万円 → 達成率 71.2%
- 営業利益:実績 35,054百万円/通期会社予想 48,900百万円 → 達成率 71.7%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 22,202百万円/通期会社予想 27,300百万円 → 達成率 81.3%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:デンキセグメントがQ3(10-12月)に売上を大きく伸長し、累計売上は前年を上回る(戦略による成長分野が寄与)。
- 下振れ要因:ポイント施策の会計基準影響(収益認識の変化)と、住建セグメントでの建築基準法改正に伴う着工・完工遅延が営業利益を押下げ。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。Q4でデンキの挽回と住建の完工進捗で通期計画の達成は可能と説明。
- 対会社予想差分(累計実績 と 通期会社予想の差分)
- (注)会社予想は通期値が開示されているため、累計実績との差分を算出
- 売上高:通期予想との差分 = 1,208,041百万円 − 1,697,500百万円 = ▲489,459百万円(累計は通期予想に対して約 −28.8%の差、通期進捗71.2%)
- 営業利益:差分 = 35,054百万円 − 48,900百万円 = ▲13,846百万円(通期進捗71.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:差分 = 22,202百万円 − 27,300百万円 = ▲5,098百万円(通期進捗81.3%)
- (※上記は「累計実績 vs 通期予想」の差分。会社が開示済の数値に基づく)
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 売上高(累計):1,208,041(前年同期 1,193,654、前年同期比 +1.2%)
- 売上総利益:346,468(前年同期 344,911)
- 営業利益:35,054(前年同期 39,331、前年同期比 ▲10.9%)
- 経常利益:38,354(前年同期 43,069、前年同期比 ▲10.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:22,202(前年同期 25,398、前年同期比 ▲12.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):32.79円(前年同期 36.72円、前年同期比 ▲10.7%)
- 総資産:1,419,167(前期末 1,324,980、増減 +7.1%)
- 純資産:645,325(前期 645,275、増減 ±0.0%)
- 自己資本比率:44.9%(前期末 48.1%)— 44.9%(安定水準:目安40%以上)
- 収益性指標
- 営業利益率:35,054 / 1,208,041 = 2.9%(小売業として低中程度。業種平均との比較は資料に非記載)
- ROE(簡易):親株主純利益22,202 / 自己資本637,166 ≒ 3.5%(目安:8%以上で良好 → 現状は低め)
- ROA(簡易):親株主純利益22,202 / 総資産1,419,167 ≒ 1.6%(目安:5%以上で良好 → 現状は低め)
- 進捗率分析(累計→通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:71.2%
- 営業利益進捗率:71.7%
- 純利益進捗率(親会社帰属):81.3%
- 過去同期間との進捗比較:前期同期間の通期進捗比較データは短信に無いため省略(–)
- キャッシュフロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨記載)
- 現金及び預金:50,853(前期末 58,378、前年同期比 ▲12.9%)
- 投資CF:–(明細なし)
- 財務CF:短期借入金の増加等で負債が増加(短期借入金 199,124←150,093、+32.6%)と記載あり
- フリーCF:–(算出不可)
- 営業CF/純利益比率:–(データ不足)
- 四半期推移(QoQ):直近四半期単独の数値は短信に細分開示無しのため、四半期ごとのQoQ変化は–(ただし本文では第3四半期(10-12月)にデンキが大きく伸長した旨記載)
- 財務安全性
- 自己資本比率:44.9%(安定水準)
- 流動比率:流動資産735,207 / 流動負債580,565 ≒ 127%(100%以上で短期支払能力あり)
- 負債合計:773,841、純資産645,325 → 負債/純資産比(負債比率)=約120%(健全性は資本比率等で判断)
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は資料に記載無し(–)
- セグメント別の利益貢献(要旨は下記セグメント別情報参照)
特別損益・一時的要因
- 特別利益(累計):599百万円(固定資産売却益563、投資有価証券売却益36)
- 特別損失(累計):2,325百万円(固定資産処分損556、減損損失1,361、その他407)
- 一時的要因の影響:減損損失は前年(2,316百万円)より減少(当期1,361百万円)。特別損益を差し引いても営業利益の基調はデンキのポイント施策影響や住建の完工遅れが主因。
- 継続性の判断:建築法改正に伴う完工遅延は当期に集中的に発生している旨で、一時的だがQ4以降の完工進捗が重要。ポイント施策の収益認識影響は第3四半期に一巡すると会社は説明。
配当
- 中間配当(実績):0.00円(第2四半期末)
- 期末配当(予想):17.00円(通期予想合計 17.00円/前年実績 13.00円)
- 年間配当予想:17.00円(修正無し)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向(予想):予想EPS(通期)40.56円に対し年間配当17.00円 → 配当性向 ≒ 41.9%(概算)
- 特別配当:無
- 株主還元方針:自己株式取得(当期累計で32,601,400株取得実施)等の株主還元実績あり(自己株式残高増加を注記)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:短信本文に明確な設備投資額の記載無し(–)
- 主な投資内容:LIFE SELECTを中心とした出店・店舗改革、店舗統廃合による売場面積拡大(直営売場面積は対前年同期比102.4%)
- 減価償却費:19,667百万円(当第3四半期累計。前年同期 18,707百万円)
- 研究開発費(R&D):明示無し(–)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:
- 注文住宅の受注高は第3四半期末時点で累計前年比114.6%(短信明記)
- 受注残高や受注高の金額詳細は開示無し(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品(棚卸資産):400,332百万円(前期末 336,660百万円、前年同期比 +18.9%) — 季節要因・一過性の商品・製品の増加が主因と注記
- 在庫回転日数等の詳細は記載無し(–)
セグメント別情報
- デンキセグメント(累計)
- 売上高:975,099百万円(前年同期比 +0.1%)
- セグメント利益:30,092百万円(前年同期比 ▲13.4%)
- コメント:第3四半期(10-12月)に大幅伸長。ポイント施策の影響(収益認識変化)で利益は圧迫したが、売上は戦略分野の伸長により回復。退店影響(大型店撤退で約1.5%の売上減)を吸収。
- 住建セグメント(累計)
- 売上高:204,093百万円(前年同期比 +3.6%)
- セグメント利益:2,373百万円(前年同期比 +12.0%)
- 会社別:ヤマダホームズ(売上653億62百万円、前年同期比 ▲1.3%、営業利益 △4億86百万円)、ヒノキヤグループ(売上937億73百万円、前年同期比 +6.9%、営業利益 +41.2%)、ハウステック(売上480億37百万円、前年同期比 +3.4%、営業利益 +7.2%)
- コメント:改正建築基準法等による着工・完工遅延の影響でヤマダホームズは減収減益だが、分譲住宅の受注は好調。ヒノキヤは商品単価上昇等で増収増益。
- 金融セグメント
- 売上高:2,916百万円(前年同期比 +0.8%)
- セグメント利益:977百万円(前年同期比 ▲2.7%)
- コメント:ローン取扱等は堅調だが金利上昇で粗利率影響。
- 環境セグメント
- 売上高:18,150百万円(前年同期比 +21.1%)
- セグメント利益:1,347百万円(前年同期比 +12.7%)
- コメント:リユース家電・PCの生産体制強化で増収増益。再製品化商品はヤマダデンキ350店以上で展開。
- その他
- 売上高:7,779百万円(前年同期比 ▲11.8%)
- セグメント利益:145百万円(前年同期比 +6.6%)
- コメント:利益重視への転換で減収増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2026/3〜2030/3):売上高2.2兆円、経常利益1,000億円、ROE8.5%を目標として公表済。
- 進捗状況:第3四半期累計売上は1,208,041百万円。中計の成長エンジン(LIFE SELECTの拡大、PB/SPA商品強化、資源循環の構築)は着実に実行中だが、ROE等の収益性指標は現状目標に届いていない(ROE約3.5%)。今後は収益性改善が課題。
競合状況や市場動向
- 短期動向(短信記載分):テレビ・冷蔵庫は低調、エアコンは省エネ需要で堅調。PC・携帯電話はWindows10サポート終了等で需要増。業界全体で商品構成の変化あり。
- 競合比較:短信内で他社比較は無し(–)。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- LIFE SELECT店舗の出店(年間10店舗体制、2025年12月末で全国41店舗)
- 第2弾PB「RORO」ヒートポンプドラム式洗濯乾燥機の発売(PB+SPAの強化)
- 注文住宅受注高累計前年比114.6%(住建での受注拡大)
- リユース家電・PCの拡大(環境セグメント)
- 中長期的な成長分野:
- 2026/3〜2030/3中期経営計画に基づくLIFE SELECTを中核とした全社戦略(売上2.2兆円、経常利益1,000億円、ROE8.5%)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 米国の通商政策による景気下振れリスクや物価上昇が個人消費に与える影響
- 2025年4月施行の改正建築基準法・建築物省エネ法に伴う着工・完工遅れの影響
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信記載の変数のみで議論)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:売上・営業利益の進捗はそれぞれ71.2%/71.7%。会社は第4四半期でデンキの挽回と住建の完工進捗により通期目標達成の見込みと説明しているため、Q4の完工進捗とポイント施策の収益認識影響の一巡が達成可否の主要論点。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:注文住宅受注高は累計前年比 +14.6%(=114.6%)で好調。直営売場面積は対前年同期比 +2.4%(=102.4%)で拡大。これらのKPIがQ4の売上・利益に結び付くかが注目点。
- ガイダンス前提条件の妥当性:会社は2025年5月8日公表の通期予想を修正せず継続。短信内での前提(為替・原材料等)の詳細は明示無しのため、Q4の外部環境変化(消費動向等)次第で達成予想は変動し得る。
- その他留意点:ポイント施策の会計基準影響が第3四半期に利益を押下げたが、第3四半期で一巡する旨の記載があるため、その確認。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無:無(2025年5月8日公表の数値から変更無し)
- 会社予想の前提条件:短信本文に数値的前提(為替・原油価格等)の明示無し(–)
- 予想の信頼性:会社は当日現在入手可能かつ合理的な前提に基づくと注記。過去の達成傾向等の記載は短信に無し(–)。
- リスク要因:着工・完工遅延の継続、消費動向の下振れ、金利上昇による金融事業の粗利低下等(短信に記載の要因に基づく)。
重要な注記
- 会計方針:当第3四半期連結累計期間における会計方針の変更は無し。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用無し。
- その他重要事項:
- 当第3四半期連結累計期間に自己株式32,601,400株を取得(自己株式が14,943百万円増加)。
- 第3四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9831 |
| 企業名 | ヤマダホールディングス |
| URL | https://www.yamada-holdings.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.62)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。