2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(当期)との比較データは短信本文に開示されておらず「会社予想未開示」。市場予想との比較は本文記載なしのため記載省略。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は+4.8%で増収、営業利益は+29.1%で増益だが、経常利益は▲3.7%、親会社株主に帰属する当期純利益は▲24.2%で大幅減益)。
- 注目すべき変化:持分法投資損失の増加(△250百万円)と固定資産の減損(減損損失245百万円)および法人税等の増加(法人税等426百万円計上)により当期純利益が圧迫された点。
- 今後の見通し:2027年3月期の会社予想は売上高28,000百万円(+5.1%)、営業利益1,300百万円(▲6.2%)、経常利益1,300百万円(+14.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益910百万円(+138.7%)を提示。中期経営計画「CF26」最終年度として施策を継続・加速する方針。
- 投資家への示唆:営業キャッシュフローは大幅改善(3,370百万円)しており財務基盤は安定、ただし当期は一時的な特別損失と持分法損失で純利益が低下しているため、一時要因を除いた営業面(セグメント別の改善兆候やCF)と来期の業績予想(特に純利益の大幅回復見込み)の実現性を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社三社電機製作所
- 主要事業分野:半導体事業(ダイオード・サイリスタ・トライアックのモジュール製品及びディスクリート製品)、電源機器事業(直流電源、表面処理用電源、交流無停電電源装置ほか)
- 代表者名:代表取締役社長 山内 得志
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月8日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2026年3月31日(2026年3月期、連結)
- 決算補足説明資料作成:有、決算説明会:有
- セグメント:
- 半導体事業:ダイオード・サイリスタ等のモジュール・ディスクリート製品(SiC含む開発強化)
- 電源機器事業:各種電源装置(表面処理用電源、無停電電源装置、直流電源等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):14,950,000株(2026年3月期)
- 期末自己株式数:1,639,522株
- 期中平均株式数:13,306,686株
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日:2026年6月24日
- 配当支払開始予定日:2026年6月4日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月22日
- 決算説明会:開催(詳細は会社資料)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較(当該期間に関する会社予想は短信本文に開示されていないため):会社予想未開示(差分算出省略)
- ※通期見通しは次期(2027年3月期)として提示あり(以下参照)
- サプライズの要因:
- 経常利益の下振れ寄与要因:持分法適用関連会社の投資損失を計上(△250百万円)。
- 当期純利益の下振れ寄与要因:半導体事業の一部固定資産および海外子会社の固定資産に対する減損損失245百万円の計上、並びに法人税等の計上増(426百万円)。
- 通期への影響:
- 一時的な減損・持分法損失が当期純利益を押し下げたが、営業利益は増加・営業CFは大幅改善しているため、来期(2027年3月期)の純利益改善見込み(会社予想は+138.7%)は、これら一時要因の戻りと営業改善が前提。
- 会社は2027年予想を開示しており、現状では予想修正の発表はなし。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想未開示のため、売上・営業利益・純利益それぞれの絶対額・予想比率差分は記載省略。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 売上高:26,651(通期、+4.8%)
- 売上原価:20,136
- 営業利益:1,386(+29.1%)
- 経常利益:1,137(▲3.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:381(▲24.2%)
- 総資産:32,724(前期33,571)
- 純資産:24,925(前期24,341)
- 自己資本比率:76.2%(安定水準)
- 1株当たり当期純利益(EPS):28.65円(前期37.80円、▲24.2%)
- 1株当たり純資産:1,872.60円
- 収益性:
- 売上高:26,651百万円(+4.8%)
- 営業利益:1,386百万円(+29.1%)、営業利益率:5.2%(業種平均との比較は短信に記載なし)
- 経常利益:1,137百万円(▲3.7%)
- 純利益(親会社株主):381百万円(▲24.2%)
- EPS:28.65円(▲24.2%)
- 収益性指標:
- ROE(当期純利益率ベース):1.5%(短信記載、目安:8%以上良好 → まだ低い)
- ROA:3.4%(短信記載、目安:5%以上で良好 → やや低め)
- 営業利益率:5.2%
- 進捗率分析(四半期決算の場合):
- –(本短信は通期決算のため、四半期進捗率の比較データは省略)
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:3,370(前期950 → +大幅増)
- 投資CF:△1,315(前期△2,392、主に有形固定資産取得支出1,215百万円)
- 財務CF:△1,331(前期+1,410、主に短期借入金返済8億円、配当支払536百万円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約+2,055百万円
- 営業CF/純利益比率:3,370 / 381 ≒ 8.8(1.0以上で健全 → 十分に上回る)
- 現金及び現金同等物期末残高:6,761(前期5,756)
- 四半期推移(QoQ、記載がある場合):
- 短期の四半期推移詳細は短信本文に四半期別数値の記載なし。なお半導体は第4四半期に需要回復の兆しありと記載。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:76.2%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動負債:7,169、固定負債:629、負債合計:7,798(前期9,230 → 負債減少)
- 短期借入金:2,200(前期3,000 → 減少)
- 効率性:
- 減価償却費:1,006(増加)
- 総資産回転率等の詳細は短信に記載なし
- セグメント別(後述の詳細参照)
- 財務の解説:
- 営業CFの大幅改善は売上債権減少、減価償却の計上、棚卸資産の減少が寄与。投資は主に設備投資(有形固定資産)による支出。財務CFは短期借入金の返済および配当支払が主因。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当項目は本期において特別利益の計上なし(投資有価証券売却益は前期)。
- 特別損失:
- 減損損失:245百万円(半導体事業の一部固定資産および海外子会社の固定資産の減損)
- 一時的要因の影響:
- 減損損失と持分法による投資損失(250百万円)の増加が当期純利益を大幅に押し下げた。営業利益自体は増加しており、特別損失を除いた実質的な営業力は改善している。
- 継続性の判断:
- 減損・持分法損失は特定資産・投資に紐づく一時的要因と考えられるが、持分法損失は関連会社の業績次第で継続の可能性あり。会社は来期に向け販売・開発投資を継続する方針。
配当
- 配当実績と予想(1株当たり)
- 2026年3月期(実績):中間配当10円、期末配当30円、年間合計40円(配当金総額536百万円、連結配当性向139.6%)
- 2027年3月期(予想):中間配当10円、期末配当30円、年間合計40円(配当性向見込58.5%(短信記載))
- 配当利回り:–(株価情報の記載なしのため算出不可)
- 配当性向:2026年3月期 139.6%(高水準だが特別損失等で分母が縮小している影響)、方針は「配当性向30%もしくは40円のいずれか高い方」を維持
- 特別配当の有無:特別配当なし
- 株主還元方針:配当性向基準に基づく安定配当の継続、自己株式売却等の動き(期中自己株式の売却14百万円あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の取得による支出(投資活動CF):1,215百万円(当期)
- セグメント別有形固定資産及び無形固定資産の増加額:合計1,251百万円(半導体371、電源機器880、調整額39)
- 減価償却費:1,006百万円(当期)
- 主な投資内容:生産性向上のための設備投資、情報インフラ関連投資等(短信記載)
- 研究開発:
- R&D費用:短信に明示的な金額記載なし(–)
- 主な研究開発テーマ:SiCチップ改良・製品ラインアップ拡充、大容量デバイス技術確立(インフラ向け)、電力変換技術を活かした商品開発等(短信記載)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:
- 受注高・受注残高・Book-to-Bill等:短信に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(主要項目、単位:百万円)
- 商品及び製品:3,492(前期3,801、変動率 ▲8.1%)
- 仕掛品:2,020(前期2,280、変動率 ▲11.4%)
- 原材料及び貯蔵品:2,669(前期2,740、変動率 ▲2.6%)
- 棚卸資産合計の減少額:639百万円減(短信本文記載)
- 在庫の質(仕掛品・製品・原材料の内訳):上記のとおり。特記事項として顧客側の在庫調整が半導体(パワーモジュール)で長期化している旨の記載あり。
セグメント別情報
- セグメント別状況(単位:百万円)
- 半導体事業:
- 売上高:6,368(+8.6%)
- セグメント損益:△639(損失、前期△731 → 損失幅縮小)
- 主因:ディスクリート・チップ売上は伸長、主力のパワーモジュールは年間を通じて顧客在庫調整や中国市場成長鈍化の影響で減収。固定費増(人件費、減価償却等)で損失継続だが改善。
- 電源機器事業:
- 売上高:20,283(+3.6%)
- セグメント利益:2,026(+12.2%)
- 主因:データセンター関連の高密度基板用電源、無停電電源装置、サービス(メンテナンス)需要増等で増収増益。小型組込み電源は医療機器向けの減少あり。
- 前年同期比較:
- 全社:売上高+4.8%、営業利益+29.1%だが純利益は▲24.2%(特別要因の影響)
- セグメント戦略:
- 半導体:SiCの改良・ラインアップ拡充、大容量デバイスでインフラ需要を取り込む開発推進
- 電源機器:高精度表面処理用電源や無停電電源でデータセンター需要を取り込む。設計標準化・生産性向上を継続
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「CF26」を推進中。2027年3月期はCF26最終年度として施策を継続・加速する期。短信は施策(商品開発、販売力強化、サービス体制充実、設備投資、開発投資)を継続実行すると明記。
- KPI達成状況:短信に具体的KPI達成数値の記載なし(進捗は定性的に記載)。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信本文に明示されているもののみ):
- AI活用拡大に伴うデータセンターの拡大が見込まれ、電力安定供給に関する需要が顕在化している。
- 地政学リスクや原油価格上昇による物価上昇・サプライチェーン影響の懸念あり。
- 中国市場の成長鈍化と顧客の在庫調整が半導体分野に影響。
- 競合他社との比較:短信に同業他社との定量比較は記載なし(–)。
テーマ・カタリスト
- 短期的な成長分野(短信本文に明示された項目のみ):
- SiCチップ(ディスクリート・チップ製品)の改良とラインアップ拡充
- データセンター向け高密度基板用電源、無停電電源装置、サーバー関連電源
- サービス分野(パワーコンディショナーのメンテナンス等)の売上拡大
- 中長期的な成長分野(短信本文に明示された項目のみ):
- インフラ向け大容量デバイスの技術確立による需要取り込み
- 中期経営計画「CF26」に基づく商品開発・販売力強化・生産性向上
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 地政学リスクおよび原油価格上昇に伴う物価・サプライチェーン影響
- 顧客の在庫調整の長期化、主要市場(中国)の成長鈍化
- 関連会社の業績悪化による持分法投資損失の発生
注視ポイント
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 2027年3月期の会社予想(売上高28,000、営業利益1,300、経常利益1,300、当期純利益910)に対する現時点(2026年実績)は比較対象年度が異なるため単純比較は不可。だが営業力(営業利益)と営業CFは改善しており、来期予想の実現は一時損失の反動と営業改善の継続が前提となる。
- 主要KPIの前期同期比トレンド(短信記載の変数のみ):
- 売上高:+4.8%(改善)
- 営業利益:+29.1%(改善)
- セグメント:半導体は損失幅縮小、電源機器は増益
- ガイダンス前提条件の妥当性(短信記載の論点のみ):
- ガイダンスはCF26計画継続、半導体需要は第4四半期から回復傾向、データセンター関連需要拡大を前提としている。これら前提が継続すれば達成可能性は高まるが、顧客在庫調整や中国市場動向がリスク。
- その他:持分法損失や減損は来期影響の可能性を注視(関連会社の状況や資産評価の見直し動向)。
今後の見通し
- 業績予想(会社公表、2026年4月1日~2027年3月31日、単位:百万円)
- 売上高:28,000(+5.1%)
- 営業利益:1,300(▲6.2%)
- 経常利益:1,300(+14.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:910(+138.7%)
- 1株当たり当期純利益:68.39円(短信記載)
- 通期予想の修正有無とその理由:
- 現時点で短信における通期(次期)予想は提示されているが、修正の公表はなし。
- 会社予想の前提条件(短信に明示されたもの):
- 中期計画CF26での施策継続、半導体分野での需要回復(第4四半期からの回復傾向)、データセンター関連の需要取り込み、設備投資および開発投資の継続による成長確保。
- 予想の信頼性:
- 短期的には営業CF改善とセグメントごとの明確な成長領域(電源機器)がプラス要因。純利益の大幅回復は一時損失の反動に依存しているため、関連会社の業績や減損リスクの有無がカギ。
- リスク要因(短信に記載のもの):
- 為替・原材料価格の変動、地政学リスク、顧客需要変動(在庫調整)、中国市場の鈍化、関連会社業績(持分法損失の可能性)。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示:いずれも「無」と記載(短信)
- その他重要な告知:
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨の注記あり。
- 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし。
- 重要な後発事象:該当事項なし(短信記載)
(注)本まとめは提供いただいた決算短信の記載内容のみを整理したものであり、投資助言を行うものではありません。情報の出所は株式会社三社電機製作所 2026年3月期 決算短信(連結)です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6882 |
| 企業名 | 三社電機製作所 |
| URL | http://www.sansha.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.63)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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