1. 企業情報
- 企業名: ステラファーマ株式会社
- 設立年月日: 2007年6月1日
- 所在地: 大阪市中央区高麗橋3-2-7 ORIX高麗橋ビル
- 代表者名: 上原 幸樹
- 事業内容: ステラファーマは、ホウ素中性子捕捉療法（BNCT）に基づく医薬品の研究・開発・製造・販売を行っています。主力製品であるSPM-011は、頭頸部癌や再発悪性神経膠腫、髄膜腫、悪性黒色腫、血管肉腫の治療に用いられます。
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内ポジション: ステラファーマは、BNCTに特化した医薬品開発を行っており、医薬品業界内での競争優位性を持っています。しかし、BNCTはまだ発展途上の治療法であり、広く普及しているわけではありません。
- 市場シェア: 正確な市場シェアは不明ですが、BNCTにおけるリーダーとしての地位を確立しつつあります。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: がん治療における新たな選択肢を提供することを目指しています。
- 中期経営計画: 適応拡大や海外展開に注力しており、特に希少疾病医薬品の指定取得を目指しています。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 医薬品の販売を主な収益源としており、将来的には新薬の承認が収益を大きく押し上げる可能性があります。
- 市場ニーズへの適応力: BNCTの研究開発を進めることで、がん治療における新たなニーズに応えようとしています。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: BNCTに関する研究が進行中で、臨床試験の結果が期待されています。
- 主力製品: SPM-011が主力製品であり、治療効果が期待されています。
6. 株価の評価
- 株価: 509.0円
- PER: 計算不可（EPSがマイナスのため）
- PBR: 5.65倍
- EPS: -7.94円
- BPS: 90.47円
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近の株価は509円であり、年初来高値602円、年初来安値229円の範囲内にあります。現在の株価は高値圏に近いと考えられます。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 269,491百万円（過去12か月）
- 営業損失: -760,300百万円
- 純損失: -763,749百万円
- ROE: -29.85%
- 自己資本比率: 62.1%
- キャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュフローは104Mで、財務活動によるキャッシュフローは865,559千円。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り: 0.00%
- 配当性向: 0.00%
- 自社株買い: 現在のところ実施されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価変動傾向: 直近の株価は上昇傾向にあり、投資家の関心が高まっています。
- 影響要因: 臨床試験の進捗や新薬の承認が株価に影響を与える可能性があります。
11. 総評
ステラファーマは、BNCTに特化した医薬品の開発を行っており、将来的な成長が期待される企業です。現在は営業損失が続いていますが、研究開発の進捗や新薬の市場投入が成功すれば、業績の改善が見込まれます。株価は高値圏にあり、投資家の注目が集まっていますが、リスク要因も考慮する必要があります。
企業情報
| 銘柄コード | 4888 |
| 企業名 | ステラファーマ |
| URL | https://stella-pharma.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
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