1. 企業情報
企業名: 資生堂株式会社
概要: 資生堂は、1872年に創業され、現在は世界的に有名な化粧品メーカーです。主に化粧品の製造・販売を行っており、香水、スキンケア、メイクアップ製品を主力商品としています。また、レストランや美容サロンの運営、専門学校の運営、子育て支援施設の運営なども行っています。
事業内容: 主に化粧品の製造・販売、レストラン・美容サロンの運営、教育事業、子育て支援事業を展開しています。
市場区分: プライム（内国株式）
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-5
代表者名: 藤原憲太郎
設立年月日: 1927年6月24日
従業員数: 30,540人
平均年齢: 38.7歳
平均年収: 7,400千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性: 資生堂は日本の化粧品市場で高いシェアを持ち、特に高級化粧品の越境EC需要拡大により、グローバルな競争力も強化しています。中国市場を第2の本社と位置づけ、積極的に展開しています。
課題: 世界経済の不透明感、中国経済の減速、インバウンド消費の減少などにより、業績に影響が出ています。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣のビジョン: 中期経営計画「SHIFT 2025 and Beyond」を掲げ、グローバルコスト削減、グロスプロフィット最大化、収益性改善などを推進しています。
中期経営計画の具体的な施策: グローバルコスト削減、グロスプロフィット最大化、収益性改善など。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル: 主に化粧品の製造・販売による収益モデル。
市場ニーズへの適応力: 高価格帯スキンケアの強化、越境ECの拡大により市場ニーズに適応。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向: 化粧品技術の革新に注力。
収益を牽引する製品: 高価格帯スキンケア製品が主力。
6. 株価の評価
EPS（会社予想）: 15.01
BPS（実績）: 1,498.75
PER（会社予想）: (連)172.88倍
PBR（実績）: (連)1.73倍
7. テクニカル分析
株価推移: 直近10日間の株価は、2,495円から2,686円の間で変動。
高値圏か安値圏か: 52週高値5,272円、52週安値2,495円。現在の株価2,595円は52週安値より高く、安値圏ではない。
8. 財務諸表分析
売上高（過去12か月）: 973.38B円
利益率: 0.20%
ROE（過去12か月）: 0.62%
ROA（過去12か月）: -0.28%
キャッシュフロー（過去12か月）: 70.91B円
負債比率（直近四半期）: 53.04%
9. 株主還元と配当方針
配当利回り（会社予想）: 2.31%
1株配当（会社予想）: 60.00円
配当性向: 1,204.82%
自社株買い: なし
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近変動傾向: 直近10日間で株価は上昇傾向。
株価への影響を与える要因: 世界経済の先行き不透明感、中国経済の減速、インバウンド消費の減少など。
11. 総評
資生堂は日本の化粧品市場で高いシェアを持ち、グローバル市場での成長も期待されます。中期経営計画「SHIFT 2025 and Beyond」に基づき、グローバルコスト削減、グロスプロフィット最大化、収益性改善を推進しています。しかし、世界経済の先行き不透明感、中国経済の減速、インバウンド消費の減少などにより、業績に影響が出ています。株価は52週安値より高く、安値圏ではないが、市場動向に注意が必要です。
企業情報
| 銘柄コード | 4911 |
| 企業名 | 資生堂 |
| URL | http://www.shiseido.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
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