1. 企業情報
企業名: コスモ・バイオ株式会社
証券コード: 3386
概要: コスモ・バイオは、ライフサイエンス研究に関連する製品およびサービスを提供するバイオ専門商社です。研究用試薬、実験機器、臨床検査薬などを販売し、また研究用試薬、細胞等の開発製造にも注力しています。
事業内容: 研究用試薬、機器、臨床検査薬の販売、開発製造
設立年月日: 1983年8月25日
代表者名: 柴山 法彦
従業員数: 169人
平均年齢: 41.8歳
平均年収: 6,510千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
コスモ・バイオはライフサイエンス研究分野において専門的な製品を提供しており、研究機関や教育機関に強みを持っています。一方で、競争が激しい市場環境や原材料価格の高騰が課題となっています。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
中期経営計画では、グローバル市場への進出と新製品の開発を重点分野として掲げています。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- グローバル市場への進出
- 新製品の開発
- 既存製品の改良と拡大
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
コスモ・バイオの事業モデルはライフサイエンス研究市場に依存しており、市場ニーズの変化に適応する能力が持続可能性に影響します。技術革新や市場のトレンドに対応できる体制が求められます。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
技術革新により新製品の開発を進めていますが、詳細は公表されていません。
収益を牽引している製品やサービス:
研究用試薬、実験機器、臨床検査薬が主力製品です。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: 53.10円
- BPS（実績）: 1,531.97円
現在の株価（1063円）に対する評価は、BPSがかなり高く、EPSとの乖離がみられます。
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
50日移動平均線（1136.06円）、200日移動平均線（1076.35円）を比較すると、現在の株価（1063円）は200日移動平均線よりやや高く、安値圏にあると言えます。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上（過去12か月）: 9.87B円
- 利益率: 3.72%
- ROE（過去12か月）: 4.17%
- ROA（過去12か月）: 2.50%
過去数年分の比較では、売上高は増加傾向にありますが、利益率は変動しています。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 4.70%
- 配当性向: 51.60%
安定した配当性向を維持しつつ、株主還元に積極的な姿勢です。
自社株買いなどの株主還元策:
自社株買いの情報は提供されていません。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
直近10日間の株価は1060円～1099円の範囲で変動しており、上昇傾向にあります。
株価への影響を与える要因:
業績予測、市場環境、競争他社との動向などが影響を与えています。
11. 総評
コスモ・バイオはライフサイエンス研究分野において専門的な製品を提供する企業で、グローバル市場への進出と新製品開発を重点分野として掲げています。技術革新により新製品開発が進められていますが、市場のトレンドに対応できる体制が必要です。株価は安値圏にあり、株主還元に積極的な姿勢です。財務状況は健全で、売上高は増加傾向にありますが、利益率は変動しています。投資判断には、市場環境や競争状況、技術革新の動向を考慮する必要があります。
企業情報
| 銘柄コード | 3386 |
| 企業名 | コスモ・バイオ |
| URL | http://www.cosmobio.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
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