1. 企業情報
企業名: コラボス株式会社 (Collabos Corporation)
概要:
コラボス株式会社は、クラウドベースのコールセンターシステムを開発・提供する企業です。主な製品には、IP電話交換サービスの@nyplace、IP-PBX/CTIシステムのCOLLABOS PHONE、CRMおよびマーケティングサービスのGROWCE、顧客管理サービスのCOLLABOS CRM、チャットおよびチャットボットサービスのChallboなどがあります。2001年に設立され、東京を拠点としています。
事業内容:
コールセンター向けクラウドシステムの開発・販売・運用。AI活用の音声認識技術に強み。コールセンター向けクラウドシステムが柱、自社開発の顧客管理や販促など周辺ツール拡充。
設立年月日: 2001年10月26日
代表者名: 茂木 貴雄
住所: 〒102-0075 東京都千代田区三番町8-1 三番町東急ビル
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
コラボス株式会社は、コールセンター向けクラウドシステムの開発において、AI活用の音声認識技術に強みを持ち、競争優位性を有しています。しかし、市場シェアの詳細は明らかにされていません。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
コラボス株式会社は、中期経営計画（2024年3月期～2026年3月期）に基づき、成長戦略とコスト改善施策を実施中です。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 成長戦略の実施
- コスト改善施策の実施
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
コラボス株式会社は、クラウドベースのコールセンターシステムを提供しており、継続的な技術革新と市場ニーズの変化への適応力が重要です。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
コラボス株式会社は、AI活用の音声認識技術に強みを持ち、この技術を製品開発に活用しています。
収益を牽引している製品やサービス:
主要製品には、@nyplace、COLLABOS PHONE、COLLABOS CRM、GROWCEなどがあります。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: 28.96
- BPS（実績）: 253.22
- 現在の株価: 317円
- PER（会社予想）: 10.95倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 337.78円
- 200日移動平均線: 328.35円
- 現在の株価: 317円
- 現在の株価は50日移動平均線と200日移動平均線の間の安値圏に位置しています。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高: 過去12か月で2.03B円（前年比-10.00%）
- 利益率: 営業利益率8.89%、ROE-45.81%
- キャッシュフロー: 過去12か月で58M円の営業キャッシュフロー
- 総資産: 1,708百万円（中間期）
- 純資産: 1,132百万円（中間期）
- 自己資本比率: 66.3%（中間期）
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 0%
- 配当性向: 0%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自己株式取得を実施（2024年8月23日取締役会決議）
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は、317円から336円の間で変動しており、下降傾向にあります。
株価への影響を与える要因:
- 売上高減少（特定の大口顧客の業務縮小、公共案件の減少等）
- コスト改善施策によるコスト削減効果
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
コラボス株式会社は、AI活用の音声認識技術に強みを持つコールセンター向けクラウドシステムの開発・提供を主要事業としています。中期経営計画に基づき、成長戦略とコスト改善施策を実施中です。技術革新と主力製品に強みを持ちつつも、売上高減少とコスト削減による利益改善が株価に影響を与えています。現在の株価は安値圏に位置し、投資判断には注意が必要です。
企業情報
| 銘柄コード | 3908 |
| 企業名 | コラボス |
| URL | https://www.collabos.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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