決算説明：ライフネット生命保険（7157）

2024年度第2四半期決算説明資料

基本情報

• 説明会情報: 2024年11月14日、オンライン/オフラインは不明、参加対象は不明
• セグメント: 個人保険、団体信用生命保険

業績サマリー

• 主要指標:
  • 前年同期比:
    • 保有契約年換算保険料: 119.5%増
    • 保険サービス損益: 111.7%増
    • 包括資本: 107.9%増
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、保険サービス損益が業績予想に対し51.3%と順調に推移。
• セグメント別状況:
  • 個人保険: 保有契約年換算保険料の伸びは鈍いが、新商品販売開始で改善期待。
  • 団体信用生命保険: 保有契約年換算保険料は力強い成長を継続。ペアローン連生団信の開発・販売が貢献。

業績の背景分析

• 業績概要: 包括資本の増加、保険サービス損益の増加がハイライト。
• 増減要因: 団体信用生命保険の保険料率更新、ペアローン連生団信の販売、CSMリリース、団信損益の伸長などが業績増加に貢献。個人保険は課題が残る。
• リスク要因: 為替変動、金利上昇、経済環境の変化などがリスク要因として挙げられている。

戦略と施策

• 現在の戦略: 包括資本2,000億円～2,400億円到達を目指す中期経営計画。若年層向け新商品販売、ペアローン連生団信の開発・販売、従業員向け株式報酬導入など。
• 進行中の施策: ペアローン連生団信のauじぶん銀行向け提供(2025年1月予定)、若年層向け新商品「定期医療保険」の販売開始(2024年10月)。
• セグメント別施策: 個人保険では定期型医療保険の販売開始、団体信用生命保険ではペアローン連生団信の販売拡大。

将来予測と見通し

• 業績予想: 保険サービス損益89億円、最終利益62億円(2024年5月発表時と変更なし)。
• 中長期計画: 2028年度に包括資本2,000億円～2,400億円、株価3,000円以上を目指す。
• マクロ経済の影響: 為替変動、金利上昇の影響は限定的と分析。

配当と株主還元

• 配当方針: キャピタルゲインによるTSR向上を目指す。剰余金の配当に関する具体的な実施時期等は未定。

製品やサービス

• 製品: 定期死亡保険、終身医療保険、就業不能保険、がん保険など。新商品として定期医療保険を発売。
• 協業・提携: auじぶん銀行とペアローン連生団信で協業。

重要な注記

• 会計方針: IFRS17号を適用。包括資本を新たな経営指標として採用。
• リスク要因: 為替変動、金利上昇、経済環境の変化、保険事故発生率、解約失効率など。
• その他: 東証プライム市場への上場(2025年度を目途)。

その他

• 資料には、用語集、保険サービス損益の内訳、金融損益の内訳、保有債券の内訳、CSMの異動表、CSMの将来配分、包括資本の感応度分析、EEVの変動要因分析、ソルベンシー・マージン比率の図解、国際財務報告基準(IFRS)による財務レポーティング、日本基準 要約損益計算書・貸借対照表、株主還元の方針などが含まれています。

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