決算説明：アズワン（7476）

2025年3月期 半期決算説明会

基本情報

• 説明会情報: 2024年11月21日、オンライン/オフライン形式は不明、参加対象は不明
• セグメント: ラボ・インダストリー部門(ラボラトリー、インダストリー)、メディカル部門、その他

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 486.3億円 (前年同期比+10.2%、計画比+3.5%)
  • 営業利益: 52.7億円 (前年同期比+5.9%、計画比+6.9%)
  • 純利益: 38.2億円 (前年同期比+7.7%、計画比+3.0%)
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、売上高、営業利益ともに計画を上回る結果となった。
• セグメント別状況:
  • ラボ・インダストリー部門：売上高295.8億円+104.4億円=400.2億円(前年同期比+10.5%、計画比+4.0%)、好調。ECチャネルとプロダクト軸の伸長が寄与。
  • メディカル部門：売上高83.3億円(前年同期比+5.1%、計画比+0.4%)、1Qは好調も2Qは減速。
  • その他：売上高2.8億円(前年同期比△0.3%、計画比+5.0%)

業績の背景分析

• 業績概要: 上期実績は売上高、営業利益ともに過去最高を更新。ラボ・インダストリー部門が堅調に推移し、メディカル部門もプラス転換。
• 増減要因: ラボ・インダストリー部門の好調、ECチャネルの拡大、高額案件、円安などが売上高増加に寄与。販管費抑制により営業利益率向上。メディカル部門は2Qの減速が影響。
• リスク要因: 円安、コロナ反動減、医療機関の経営環境悪化、サプライチェーン問題など

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画「PROJECT ONE ver.2.0」に基づき、国内成長機会の最大化、将来の成長基盤構築への投資強化、資本効率の維持改善を目指す。
• 進行中の施策: OCEAN、Wave等のECシステム強化、商品点数拡大、WEB掲載品増加、物流機能強化、アライアンスによる協業推進、サステナビリティ推進など。
• セグメント別施策: 各セグメントにおいて、ECチャネル拡大、DX推進、商品拡充、顧客対応強化等の施策を実施。

将来予測と見通し

• 業績予想: 売上高1,012.3億円(前年比+6.0%)、営業利益110.3億円(前年比+5.7%)、純利益80.6億円(前年比+7.5%)を予想。
• 中長期計画: 中期経営計画「PROJECT ONE ver.2.0」の進捗状況は良好。売上高1,000億円超えを目指す。
• マクロ経済の影響: 円安、医療機関の経営環境悪化、世界経済の減速などが業績に影響を与える可能性。

配当と株主還元

• 配当方針: 年間配当金は14期連続増配を予定。ROEは12%台回復の見込み。
• 配当実績: 中間配当28円、期末配当29円を予定。

製品やサービス

• 製品: 理化学機器、医療機器、消耗品など幅広い製品を取り扱う。品揃え拡大を継続。
• サービス: レンタル、校正、フィールドサービス、特注品製作など。
• 協業・提携: 島津製作所、三和製作所、GLサイエンス、ユー・メディコなどとの協業。

重要な注記

• リスク要因: 医療機関の経営環境悪化、円安、サプライチェーン問題など。
• その他: 株式分割の実施(4月1日付で1:2)。

参考データ

• ロングテール商品、スマートDC、レンタル&校正センターの紹介動画のURLが記載されている。
• 業績推移、収益率推移、分野別売上ヒストリカルデータ、集中購買開始年度別売上推移、販売形態別の掲載範囲イメージ、ROE推移、1人当たりの生産性、ガバナンス改革の推移、科学技術国家予算、市場環境、市場構造、日本の研究費、カタログ・WEB主要対象品、カスタマー相談センター、ESG格付などの参考データが掲載されている。

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