1. 企業情報
企業名: 初穂商事株式会社
概要: 初穂商事は、日本の建築資材専門商社です。主に内装建材、エクステリア製品、住環境関連製品を販売しています。代表的な製品には、鋼製下地材、不燃材、ガラスウール、断熱材、その他建築資材が含まれます。1946年に創業し、現在は名古屋市を拠点に事業を展開しています。
事業内容:
- 内装建材事業
- エクステリア事業
- 住環境関連事業
設立年月日: 1958年12月18日
代表者名: 斎藤 悟
従業員数: 466人
平均年齢: 42.0歳
平均年収: 5,490千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: 豊富な製品ラインナップと長年の経験、地域密着型の営業体制が強み。
- 課題: 原材料価格の上昇や人手不足、価格競争の激化による利益圧縮。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- 持続可能な成長を目指し、新製品の開発と既存製品の改良に力を入れる。
- 地域密着型の営業体制を維持し、顧客満足度を高める。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 新製品の開発と既存製品の改良
- 顧客満足度の向上
- 原材料コスト管理の強化
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 多様な製品ラインナップにより、市場の変動に柔軟に対応できる。
- 顧客のニーズに合わせた製品開発により市場ニーズに適応。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 新製品の開発に力を入れている。
- 特に断熱材や防火材料の技術革新に注力。
収益を牽引している製品やサービス:
- 鋼製下地材、不燃材、断熱材が主力製品。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: 299.27円
- BPS（実績）: 2,785.15円
- 現在の株価: 1,476円
- PER（会社予想）: 4.93倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 52週高値: 2,200円
- 52週安値: 1,350円
- 現在の株価: 1,476円
- 株価は52週高値から約44%低い水準で推移している。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高: 過去12か月で34,950百万円（前年比1.30%増）
- 営業利益: 942百万円（前年同期比13.5%減）
- 経常利益: 1,106百万円（前年同期比7.6%減）
- 純利益: 685百万円（前年同期比2.6%減）
- ROE（過去12か月）: 10.86%
- ROA（過去12か月）: 3.82%
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高は増加傾向にあるが、利益は減少している。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 4.07%
- 配当性向: 18.56%
自社株買いなどの株主還元策:
- 詳細な情報は提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は変動幅が小さく、安定した推移。
株価への影響を与える要因など:
- 原材料価格の上昇、人手不足、価格競争などが影響。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- 初穂商事は長年の経験と豊富な製品ラインナップを活かした事業を展開しており、地域密着型の営業体制が強みである。しかし、原材料価格の上昇や人手不足、価格競争による利益圧縮が課題である。株価は52週高値から大きく下落しており、投資家からの関心は低調である。配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元は積極的に行われている。財務状況は健全であり、ROEやROAも比較的高い水準にある。中期経営計画では新製品開発と既存製品の改良に力を入れており、持続可能な成長を目指している。
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企業情報
| 銘柄コード | 7425 |
| 企業名 | 初穂商事 |
| URL | http://www.hatsuho.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
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