決算説明：日本パレットプール（4690）

2025年３月期中間期決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 日本パレットプール株式会社
  • 主要事業分野: パレットレンタル、販売、物流関連サービス
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月11日
• 報告期間: 2025年3月期(第53期)中間期
• セグメント:
  • レンタル事業: 石油化学樹脂関連顧客、その他一般顧客向けパレットレンタル
  • 販売事業: パレット、関連商品の販売
  • 利用運送事業: パレット輸送等の運送
  • 付帯事業: その他付帯サービス

業績サマリー

• 主要指標 (単位:百万円、前年同期比):
  • 営業収益: 3,500 (▲275, ▲7.3%)
  • 営業利益: 206 (▲218, ▲51.4%)
  • 経常利益: 273 (▲193, ▲41.3%)
  • 純利益: 180 (▲235, ▲56.6%)
  • 1株当たり利益: 241円58銭 (▲263円53銭, ▲52.2%)
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は下方修正。
• セグメント別状況:
  • レンタル事業: 売上高3,237百万円(▲234百万円, ▲6.7%)、石油化学樹脂関連顧客の需要低迷が大きく影響。
  • 販売事業: 売上高164百万円(▲34百万円, ▲17.6%)、販売数量減少。

業績の背景分析

• 業績概要: 主力の石油化学樹脂関連企業向けレンタル需要が低迷し、減収減益となった。
• 増減要因: 石油化学業界における生産調整、在庫削減の継続がレンタル需要低迷の主な要因。
• リスク要因: 石油化学業界の動向、顧客の生産状況、在庫状況

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画に基づき、売上高100億円以上、経常利益10億円以上の達成を目指す。
• 進行中の施策: 営業体制強化(組織改正、ブロック体制再編)、営業開発部の取り組み強化(ロジスティクス企業との協業強化、新規取引先獲得、商品販売強化)、石油化学営業部の取り組み強化(既存取引顧客の深耕、新規顧客の開拓)、外部企業との協業(合同デポ運用)、レンタル・販売用商品の拡販。
• セグメント別施策: 各セグメントにおいて、売上拡大に向けた具体的な施策を実施中。

将来予測と見通し

• 業績予想 (単位:百万円):
  • 売上高: 7,146 (当初予想比▲6.6%)
  • 営業利益: 525 (当初予想比▲49.9%)
  • 経常利益: 615 (当初予想比▲46.5%)
  • 純利益: 406 (当初予想比▲52.2%)
• 中長期計画: 2031年度に売上高100億円以上、経常利益10億円以上の達成を目指す中期経営計画を策定し、実行中。
• マクロ経済の影響: 石油化学業界の動向、顧客の生産状況、在庫状況が業績に影響を与える。

製品やサービス

• 製品: パレット(木製、プラスチック製)、関連商品
• サービス: パレットレンタル、販売、物流関連サービス
• 協業・提携: 日本通運、日本パレットレンタル、ユーピーアール

重要な注記

• リスク要因: 石油化学業界の動向、顧客の生産状況、在庫状況

付加情報

• 四半期業績の推移: 売上高は2023年度第3四半期にピークを迎え、その後減少傾向。
• パレット保有枚数の推移: 木製パレットの保有枚数が減少傾向。
• 貸与資産(パレット・機器)の購入実績・減価償却費: 設備投資は減少傾向。
• キャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュフローは減少傾向。

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