1. 企業情報
企業名: プロパティデータバンク株式会社
概要: 不動産・施設を管理するクラウドサービスを提供。特にJ-REIT向けに強みを持ち、市場シェアは5割超。不動産管理クラウド、ソリューションサービスを提供している。
事業内容: クラウドサービス、ソリューションサービス
市場区分: グロース（内国株式）
住所: 〒105-0013 東京都港区浜松町1-30-5 浜松町スクエア
代表者名: 武野 貞久
設立年月日: 2000年10月2日
従業員数: 81人
平均年齢: 43.7歳
平均年収: 7,730千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性: J-REIT向けに強みを持ち、市場シェアは5割超。
課題: 競合他社との差別化が求められる。技術革新による競争が激化している。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略: 中期経営計画の進捗状況は、売上高は計画を下回っているものの、営業利益は計画を上回っているセグメントもある。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 特に、@property以外の新規サービスの開発・展開が、中期経営計画達成の鍵となることが示唆されている。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力: クラウドサービスによる収益モデルは持続可能。市場ニーズの変化に適応するため、新規サービスの開発・展開に注力している。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性: 技術革新により、AI/生成AI関連サービスなどの新規サービスを開発。
収益を牽引している製品やサービス: 不動産管理クラウド、ソリューションサービス。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
– EPS（会社予想）: 97.41
– BPS（実績）: 596.69
– 現在の株価: 1487.0円
– PER（会社予想）: 15.27倍
– 現在の株価/BPS: 2.51倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
– 50-Day Moving Average: 1383.96
– 200-Day Moving Average: 1394.70
– 現在の株価は、50日移動平均と200日移動平均を上回っており、高値圏にある。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
– 売上（過去12か月）: 2.84B
– 利益率: 15.96%
– ROE（過去12か月）: 13.71%
– ROA（過去12か月）: 10.12%
– キャッシュフロー（過去12か月）: 904M
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
– 売上高は増加傾向。
– 利益率は上昇傾向。
– ROEとROAは比較的高い水準を維持。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
– 配当利回り（会社予想）: 1.34%
– 配当性向: 25.78%
自社株買いなどの株主還元策:
– 自社株買いは行っていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
– 直近10日間の株価は上昇傾向。
– 特に2025年1月23日以降、株価が上昇している。
株価への影響を与える要因:
– 中期経営計画の進捗状況や新規サービスの開発が影響を与えている。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
– プロパティデータバンクは不動産管理クラウドサービスにおいて強い市場シェアを持ち、技術革新により新規サービスの開発に注力している。
– 財務面では、売上高、利益率、ROE、ROAが好調で、キャッシュフローも健全。
– 株価は高値圏にあり、直近の株価上昇は中期経営計画の進捗と新規サービスの展開によるものと考えられる。
– 配当性向は適度であり、株主還元は積極的である。
全体的な見解: 持続可能な収益モデルと技術革新により新規サービスを展開する戦略が評価され、財務面でも健全な成績を上げている。株価も高値圏にあり、投資家からの関心も高まっている。
企業情報
| 銘柄コード | 4389 |
| 企業名 | プロパティデータバンク |
| URL | http://www.propertydbk.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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