1. 企業情報
企業名: パス株式会社
概要: パスは日本のeコマース企業で、主に化粧品、美容、ウェルネス製品の販売を行っている。また、微細藻の研究開発や再生医療関連製品の製造販売も行う。1990年に設立され、東京に本社を置く。
事業内容:
- コスメ・ビューティー&ウエルネス事業
- 再生医療関連事業
- サスティナブル事業
代表者名: 高橋 勇造
設立年月日: 1990年5月2日
従業員数: 46人
平均年齢: 51.3歳
平均年収: 4,660万円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: 自社開発の化粧品や健康器具の強み、再生医療関連製品の独自性。
- 課題: 業績の変動が大きい、再生医療関連事業の成熟度が低い。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- 自社ブランドの化粧品・健康器具の通販事業、再生医療事業の3事業体制で再建を急ぐ。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 新中期経営計画(2024年11月発表予定)に沿った経営を行う予定。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 主にeコマースを通じた自社製品の販売が主要収益源。市場ニーズの変化に柔軟に対応する能力が必要。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 再生医療関連製品、微細藻の研究開発に力を入れている。
収益を牽引している製品やサービス:
- 自社開発の化粧品、健康器具。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS(会社予想): (連)-0.59
- BPS(実績): (連)22.48
- 現在の株価: 111円
業界平均PER: 17.6
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 110.12円
- 200日移動平均線: 123.85円
- 年初来高値: 174円
- 年初来安値: 76円
現在の株価は50日MAより上だが、200日MAより下。短期的には高値圏にあり、長期的には安値圏にある。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高: 2,250百万円(前年比-13.00%減)
- 営業利益: -84百万円(前年同期比-29%減)
- 経常利益: -77百万円(前年同期比-34%減)
- 純利益: -81百万円(前年同期比-22%減)
- ROE(実績): -15.41%
- ROA(実績): -6.86%
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高は減少傾向、利益は赤字が続いている。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り(会社予想): 0.00%
- 1株配当(会社予想): 0.00円
自社株買いなどの株主還元策:
- 情報不足
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向(上昇・下降の勢い):
- 直近10日間の株価は上昇傾向にある。
株価への影響を与える要因など:
- 業績の悪化、市場環境の変化、経営陣の刷新など。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- パスは自社ブランドの化粧品や健康器具の販売が中心だが、再生医療関連事業の成熟度が低いため、業績の変動が大きい。経営陣は3事業体制で再建を急いでいるが、短期的には株価は高値圏にあり、長期的には安値圏にある。財務状況は厳しく、ROE、ROAともに低い。配当性向は0%で、株主還元は行われていない。投資判断は慎重を期す必要がある。
企業情報
銘柄コード | 3840 |
企業名 | パス |
URL | http://www.pathway.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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