決算説明：トレイダーズホールディングス（8704）

2025年3月期 第3四半期決算説明資料

基本情報

• 説明会情報: 開催日時: 2025年1月31日、説明会形式: –、参加対象: 個人投資家

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 10,561百万円（+34.9%）
  • 営業利益: 5,611百万円（+48.9%）
  • 前年同期比: 上記参照
• 進捗状況: 第3四半期累計期間の実績が通期期初予想を超過

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 第2四半期における円キャリートレードの急激な巻き戻しによる円高進行により、トルコリラ・メキシコペソ等の高金利通貨を中心に多額の顧客実現損失が発生。
  • ドル/円の取引条件を強化したこと等によりメジャー通貨ペアの取引ウェートを拡大することに成功。
  • 営業収益は第3四半期で前期の年間営業収益101億円を上回る好業績。
  • 営業利益率は53.1%（+5.0%）
  • 預り資産残高は1,073億円（2024年12月末時点）
• 増減要因:
  • 営業収益: トルコリラ/円およびメキシコペソ/円を中心とした高金利通貨の取引量は減少したが、米ドル/円の取引拡大施策が寄与。
  • 販売費及び一般管理費: 預り資産の年間増加目標を達成するため、営業収益の増加に合わせて広告宣伝費予算も拡大し、取引関係費が増加。譲渡制限付株式報酬に関する会計上の見積りの変更による要因有。
• 競争環境:
  • FX業界において、当社は純増額でトップ。
  • 当社のサービスはスプレッド・スワップ等の取引条件で業界最高水準を維持。
• リスク要因:
  • 第2四半期の相場急変に伴う多額の顧客実現損失。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 顧客基盤の拡大（預り資産の増加）
  • 業界最高水準のスプレッド・スワップ等の取引条件による顧客満足度向上
• 進行中の施策:
  • TVCM放映、YouTube/WebCM、屋外広告
  • 各種スワップ優遇キャンペーンの強化・拡充
  • 上期3行に加え国内金融機関1行（三菱UFJ銀行）を新規カバー取引先に追加
  • 4月新設の大口顧客戦略専門部署ロイヤルコンサルティング部は引き続き対面イベントを開催
  • AIサポートデスクの導入支援
• セグメント別施策:
  • マーケティング施策: 有吉弘行さんを起用したTVCM、スワップ優遇キャンペーン、大口顧客限定セミナー等
  • 商品性向上施策: 「価格.com」に加えMINKABU 2025年版 FX会社年間人気ランキングにて2年連続の1位を獲得
  • 収益性向上施策: 新規カバー取引先の追加
  • 大口顧客戦略: 大口顧客の再定義、個別コンサルティング、大口顧客限定の特典充実
  • AIを用いたDX支援: AIサポートデスクを中小企業に提供

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 営業収益: 13,200百万円（修正予想）
  • 営業利益: 6,300百万円（修正予想）
  • 純利益: 4,200百万円（親会社株主に帰属する当期純利益、修正予想）
• 中長期計画: 2027年3月期末に預り資産目標1,450億円
• マクロ経済の影響:
  • 日銀による複数回の為替介入、急激な円高の進行。
  • 相場変動率の低下。

配当と株主還元

• 配当方針: 連結純資産配当率（DOE）4%を目安に安定的な配当実施、機動的な自社株買いの実施
• 配当実績: 2025年3月期中間配当金は12円

製品やサービス

• 製品: みんなのFX、LIGHT FX
• サービス: スプレッド・スワップ等の取引条件、AIサポートデスク

重要な注記

• 会計方針: 2024年3月期より、「売上原価」に含めていた一部の人件費等の費用について、「販売費及び一般管理費」に含めている。
• リスク要因: 本資料に掲載されている事業戦略や目標数値、見通し等の将来予想に関する記述は、当社が現時点で入手可能な情報に基づいて判断した内容であり、実際の業績等の結果は、今後の経済情勢や事業環境、為替市場の動向等、様々な不確定要素その他リスク等に起因して、記述とは大きく異なる可能性がある。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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