決算説明：大栄環境（9336）

2025年３月期 第２四半期（中間期） 決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 大栄環境株式会社
  • 主要事業分野: 廃棄物処理・資源循環、土壌浄化、有価資源リサイクル、スポーツ振興など
  • 代表者名: 金子 文雄（代表取締役社長）
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月8日
• 報告期間: 2025年3月期 第2四半期（中間期）
  • 配当支払開始予定日: 2024年12月（中間配当）
• セグメント:
  • 環境関連事業: 廃棄物処理・資源循環、土壌浄化、その他環境関連事業
  • その他: 有価資源リサイクル事業、スポーツ振興事業

業績サマリー

• 主要指標 (百万円):

• 進捗状況:
  • 売上高: 通期計画に対する進捗率 48.6% (第2四半期進捗率 100.3%)
  • 営業利益: 通期計画に対する進捗率 49.3% (第2四半期進捗率 103.4%)
• セグメント別状況:
  • 環境関連事業が売上高、営業利益の大部分を占める。

業績の背景分析

• 業績概要: 売上高、営業利益ともに前年同期比で増加。
• 増減要因:
  • 環境関連事業の売上高増加は、インフラ開発案件の継続受注等によるもの。
  • 土壌浄化事業の売上高減少は、インフラ開発案件の終了による受入量減少によるもの。
  • その他事業の売上高増加は、自治体施設建設工事やリサイクル事業の受注増加、アルミ市況回復によるもの。
• リスク要因: 為替変動、規制変更、サプライチェーン問題など

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画に基づき、持続可能な成長を目指し、M&A、公民連携(PPP)事業、カーボンニュートラルに向けた取組みを推進。
• 進行中の施策: 大型設備の稼働・新設、M&A、公民連携(PPP)事業の推進、脱炭素化に向けた取組みなど。
• セグメント別施策: 各セグメントにおいて、設備投資、M&A、技術開発などを推進。

将来予測と見通し

• 業績予想: 売上高78,500百万円、営業利益20,500百万円を計画。
• 中長期計画: 中期経営計画（2023年3月期～2025年3月期）に基づき、売上高年平均成長率6.5%、営業利益率26.2%、EBITDAマージン34.6%を目指す。

配当と株主還元

• 配当方針: 連結配当性向30%以上を計画。中間配当を導入。
• 配当実績: 中間配当を実施予定。

製品やサービス

• 製品: アルミペレット、リサイクルプラスチックパレット、堆肥など
• サービス: 廃棄物処理・資源循環、土壌浄化、エネルギー回収など

まとめ

大栄環境株式会社は、堅調な業績を背景に、中期経営計画を着実に実行し、持続可能な成長を目指している。M&Aや公民連携(PPP)事業の積極的な展開、カーボンニュートラルに向けた取組み強化など、今後の成長に期待できる点が多い。一方で、マクロ経済環境の変化や、廃棄物処理業界を取り巻く競争環境の変化には注意が必要である。

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