1. 企業情報
企業名: インタースペース株式会社
概要: インタースペースは、日本のインターネット広告およびメディアサービスを提供する企業です。主な事業として、アフィリエイトプログラム「アクセストレード」と女性向けメディアサービス「ママスタ」を運営しています。
事業内容:
– パフォーマンスマーケティング: 74%
– メディア: 26%
設立年月日: 1999年11月8日
代表者名: 河端 伸一郎
住所: 〒163-0808 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル
従業員数: 414人
2. 業界のポジションと市場シェア
業界: Advertising Agencies（広告代理店業）
業界内での競争優位性:
– 成果報酬型広告「アクセストレード」のシェアが高い。
– 女性向けメディアサービス「ママスタ」の人気が高い。
課題:
– 国内アフィリエイトの伸び悩み。
– 事業投資の遅延。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
– 「生産性向上と商品力強化」「収益基盤の安定化と投資推進」「海外事業の成長投資の推進」
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
– 生産性向上と商品力強化
– 収益基盤の安定化と投資推進
– 海外事業の成長投資の推進
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル: 成果報酬型広告とメディアサービスによる収益モデル。
市場ニーズの変化への適応力: 成果報酬型広告は需要の変動に強く、メディアサービスもコンテンツの拡充により市場ニーズに適応。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
– クラウドバックアップサービス、迷惑電話防止サービスの利用者増加。
収益を牽引している製品やサービス:
– アフィリエイトプログラム「アクセストレード」
– 女性向けメディアサービス「ママスタ」
6. 株価の評価
EPS（会社予想）: 63.73円
BPS（実績）: 898.83円
PER（会社予想）: 14.37倍
PBR（実績）: 1.02倍
現在の株価との比較:
– EPSとBPSの比較では、株価が適正と見られる。
7. テクニカル分析
株価推移:
– 直近10日間の株価は、912円から966円の間で変動。
– 現在の株価（916円）は、52週高値（1,000円）から約8%下げ、52週安値（818円）からは約13%上昇。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
– 売上高: 前年同期比8.6%増の7,909百万円
– 営業利益: 前年同期比29.8%減の555百万円
– 経常利益: 前年同期比46.0%減の490百万円
– 当期純利益: 前年同期比89.8%減の59百万円
– ROE（実績）: 1.03%
– ROA（実績）: 3.58%
過去数年分の傾向:
– 売上高は増加傾向だが、利益は減少。
9. 株主還元と配当方針
配当利回り（会社予想）: 3.28%
1株配当（会社予想）: 30.00円
配当性向: 37.09%
株主還元策:
– 自社株買いも実施。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向:
– 直近10日間で、株価は上下変動を示している。
株価への影響を与える要因:
– 業績報告や中期経営計画の発表。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
– インタースペースは成果報酬型広告と女性向けメディアサービスで市場で高いシェアを持つ。経営戦略は生産性向上と海外事業の成長投資に焦点を当てている。
– 財務面では売上高は増加しているが、利益は減少している。ROEとROAは比較的健全。
– 株価は適正と見られ、テクニカル分析では高値圏ではない。
– 株主還元は積極的で、配当性向も適切。
– 全体的な見解としては、市場での実績と成長戦略は評価できるが、利益減少への注意が必要。
企業情報
| 銘柄コード | 2122 |
| 企業名 | インタースペース |
| URL | http://www.interspace.ne.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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