1. 企業情報
- 事業内容: 愛知県を中心に「ステーキのあさくま」を展開する飲食チェーン。その他、居酒屋、インドネシア料理店なども運営。テンポスホールディングスの子会社。
- 特徴: ステーキとサラダバーを組み合わせた独自のビジネスモデルを展開。
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界: 小売業、飲食業に属する。
- 競争優位性: 愛知を中心とした地域密着型の展開、ステーキとサラダバーの組み合わせによる差別化。
- 課題: 競合他社との差別化、原材料価格の高騰、人手不足など。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営ビジョン: 決算短信からは明確なビジョンは読み取れない。
- 中期経営計画: 中期経営計画に関する情報は開示されていない。
- 重点分野: サラダバーの拡充、高単価メニューの販売、外国人採用と教育の強化。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: ステーキを中心としたメニューとサラダバーによる客単価向上。
- 市場ニーズへの適応力: サラダバーの拡充、ホットバー導入、体験型デザートの充実など、顧客ニーズへの対応を図っている。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発: 特筆すべき技術革新に関する情報はなし。
- 主力製品: ステーキ、サラダバー。
6. 株価の評価
- 株価: 4,060円 (2025年2月7日終値)
- PER (会社予想): 42.30倍
- PBR (実績): 7.54倍
- EPS (会社予想): 95.98円
- BPS (実績): 538.24円
- 割安・割高の判断: PERは業界平均（21.1倍）と比較して割高。PBRも業界平均（1.3倍）と比較して割高。
7. テクニカル分析
- 株価推移:
- 直近10日間の株価は上昇傾向。
- 年初来高値：4,645円、年初来安値：2,095円。
- 50日移動平均：4,184.90円、200日移動平均：3,745.99円。
- 直近の株価は50日移動平均線を上回っており、高値圏にあると判断できる。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 過去12ヶ月で7,078百万円。
- 営業利益: 過去12ヶ月で222百万円。
- 経常利益: 2025年1月期第3四半期累計で125百万円。
- 当期純利益: 過去12ヶ月で169.98百万円。
- ROE: 情報なし。
- ROA: 情報なし。
- 自己資本比率: 66.8% (実績)
- 過去の傾向:
- 売上高は回復傾向。
- 2021年、2022年は赤字であったが、2023年、2024年は黒字に転換。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り: 0.00% (会社予想)
- 配当性向: 0.00%
- 株主還元策: 配当は実施されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価モメンタム: 直近10日間は上昇傾向。
- 株価への影響: 来店客数の増加、高単価メニューの販売、業績予想の上方修正などが株価に影響を与える可能性がある。
- 信用取引:
- 信用買残：15,400株（前週比-23,200株）
- 信用売残：57,200株（前週比-9,400株）
- 信用倍率：0.27倍（売りが多い状態）
11. 総評
- ポジティブな点:
- 売上高の回復基調。
- 黒字転換。
- 自己資本比率が高い。
- 来店客数が22ヶ月連続2桁増収。
- ネガティブな点:
- PER、PBRが割高。
- 配当がない。
- 中期経営計画に関する情報がない。
- 信用倍率が低い（売りが多い）。
- 総合的な見解:
- 業績は回復傾向にあるものの、株価指標からは割高感がある。
- 今後の業績推移、特に利益率の改善、株主還元の実施などが注目される。
企業情報
| 銘柄コード | 7678 |
| 企業名 | あさくま |
| URL | http://www.asakuma.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
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