1. 企業情報
- 企業名: きんえい株式会社
- 概要: 近鉄グループの映画興行会社で、シネコンや商業ビルの運営、不動産賃貸などを手掛ける。
- 事業内容: 映画館、アミューズメント施設、不動産賃貸
- 設立年月日: 1937年5月12日
- 住所: 〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-1 あべのルシアス
- 代表者名: 作田 憲彦
- 市場区分: スタンダード（内国株式）
- 業種区分: サービス業
- Industry: Entertainment
- Sector: Communication Services
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性: 近鉄グループのネットワークを活かしたシネコンの運営、不動産賃貸事業の安定収益
- 課題: 映画業界の競争激化、不動産市場の変動リスク
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: シネコンの拡充、関連施設との連携、不動産事業の計画的な設備投資
- 中期経営計画: 映画上映作品の拡充、フード売店の販売強化、賃貸収入の確保
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: シネコンの入場料、関連商品の販売、不動産賃貸による安定収益
- 市場ニーズへの適応力: 話題作の上映による観客動員促進、不動産市場の安定需要
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: シネコンにおける最新技術の導入
- 主力製品/サービス: シネコン、不動産賃貸
6. 株価の評価
- EPS（会社予想）: 55.59
- BPS（実績）: 928.24
- PER（会社予想）: 72.50倍
- PBR（実績）: 4.34倍
- 現在の株価との比較: 現在の株価4,030円は、EPS55.59を基準にするとPERは72.50倍となり、業界平均PER15倍に比べて高めの評価を示唆
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間で株価は4,000円から4,155円まで上昇し、4,030円で安定。50日移動平均4,116.70円、200日移動平均4,043.23円。
- 高値圏か安値圏か: 50日MAと200日MAともに上昇トレンドにあり、高値圏に位置している。
8. 財務諸表分析
- 売上高（過去12か月）: 35億円
- 利益率: 2.08%
- ROE（過去12か月）: 3.91%
- キャッシュフロー: 287.36百万円（過去12か月）
- 負債比率: 70.76%
- 過去数年分の傾向: 売上高、利益は上昇傾向
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 0.25%
- 年間配当予想: 10円
- 配当性向: 18.10%
- 自社株買い: なし
- 株主構成: 主要株主は日本マスタートラスト信託銀行（45.02%）
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 直近の変動傾向: 上昇トレンド
- 影響要因: 業績予想、市場動向、配当政策
11. 総評
- 全体的な見解: きんえいはシネコンと不動産賃貸を通じた安定収益モデルを持ち、経営戦略は市場ニーズに適応。株価は高値圏に位置し、中長期的な成長性は高いが、市場リスクは考慮すべき。投資判断は慎重に行うべき。
企業情報
| 銘柄コード | 9636 |
| 企業名 | きんえい |
| URL | http://www.kin-ei.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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