2024年12月期決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: カルナバイオサイエンス株式会社
- 主要事業分野: 創薬支援、創薬
- 説明会情報:
- 参加対象: 個人投資家
- 報告期間: 2024年12月期
- セグメント:
- 創薬支援: タンパク質販売及びプロファイリングサービス、セルベース関連サービス
- 創薬: docirbrutinib (AS-1763), sofnobrutinib (AS-0871), monzosertib (AS-0141)
業績サマリー
- 主要指標:
指標 | 2023年実績 | 2024年実績 | 前年比 |
---|---|---|---|
営業収益 | 1,625 | 636 | ▲60.8% |
営業利益 | △1,116 | △2,076 | ▲959 |
経常利益 | △1,126 | △2,080 | ▲954 |
当期純利益 | △1,152 | △2,178 | ▲1,025 |
1株当たり純資産 | — | 129.62円 | — |
- 進捗状況:
- docirbrutinib (AS-1763) フェーズ1b試験が順調に進捗
- docirbrutinib (AS-1763) およびmonzosertib (AS-0141)の臨床試験費用、治験薬製造関連費用を中心に、開発段階プログラムへの積極的な投資を継続
- セグメント別状況:
- 創薬支援: 国内のタンパク質販売及びプロファイリングサービスは堅調に推移したものの、米国、中国を含む海外が想定以上にふるわず減収。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高は減少。
- 営業損益、経常損益、当期純損益は赤字幅拡大。
- 研究開発費は減少。
- 増減要因:
- 創薬支援: 国内のタンパク質販売及びプロファイリングサービスは堅調に推移したものの、米国、中国を含む海外が想定以上にふるわず減収。
- 創薬: 開発段階プログラムへの積極的な投資を継続
- リスク要因:
- 創薬事業におけるマイルストーン収入、契約一時金収入は、収入獲得の時期、金額を予想することが困難。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 創薬パイプラインの臨床開発を進め、クリニカル・ステージ・カンパニーとして企業価値を大きく向上させる。
- 高い安全性と幅広い変異型BTKに対する効果を武器に、不耐患者を獲得していく。
- 進行中の施策:
- docirbrutinib (AS-1763) フェーズ1b試験、monzosertib (AS-0141)の臨床試験推進
- 臨床試験を継続しながらパートナリング活動推進
- 臨床開発体制のさらなる強化
- 次世代のパイプラインの構築
- セグメント別施策:
- 創薬支援:
- 製薬企業と代理店向けタンパク質販売が好調に推移
- プロファイリングサービスも堅調に推移したもののセルベース関連サービスが振るわず減収
- 大口顧客において、キナーゼタンパク質を大量に使用するプロジェクトが一段落し、対前年で減収
- AI創薬企業向けプロファイリングサービスが堅調に推移
- 大口顧客において、研究が進展したことによりキナーゼタンパク質を使用しないフェーズとなり対前年で減収
- 主要な販売先の中国において、経済低迷や米国による中国バイオ企業との取引制限が影響、また、一部CROがキナーゼの自社製造を始めたため、需要の減少が継続
将来予測と見通し
- 業績予想:
指標 | 2024年実績 | 2025年計画 | 2026年~2029年見通し |
---|---|---|---|
売上高 | 636 | 722 | 安定的な売上の維持 |
創薬支援 | 636 | 722 | 安定的な売上の維持 |
創薬 | — | — | マイルストーン収入、一時金収入による売上 |
営業損益 | △2,076 | △2,133 | — |
創薬支援 | △34 | 83 | 新製品・サービスの開発費用は一定程度あるものの、安定的な利益を確保する |
創薬 | △2,041 | △2,216 | 先行投資期が続くが、マイルストーン収入、一時金の金額によっては利益を計上 |
経常損益 | △2,080 | △2,137 | — |
当期純損益 | △2,178 | △2,147 | — |
研究開発費 | 1,886 | 2,059 | 将来の成長のために継続的に研究開発費を投ずる(10~25億円) |
設備投資* | 13 | 7 | 研究開発用機器、情報システム機器の新設・更新等(2千万~1億円) |
- 中長期計画:
- docirbrutinib (AS-1763)、monzosertib (AS-0141)の臨床試験推進
- パートナリング活動推進
- 導出先からのマイルストーン収入、販売ロイヤリティの獲得による経営の安定化
- 次世代のパイプラインの構築
製品やサービス
- 製品:
- docirbrutinib (AS-1763)
- sofnobrutinib (AS-0871)
- monzosertib (AS-0141)
- サービス:
- タンパク質販売
- プロファイリングサービス
- セルベース関連サービス
- 協業・提携:
- Gilead Sciences, Inc. (DGKα阻害剤)
- 住友ファーマ株式会社(共同研究)
重要な注記
- リスク要因:
- 創薬事業におけるマイルストーン収入、契約一時金収入は、収入獲得の時期、金額を予想することが困難。
- その他:
- Athos Capital Limited (Athos) を割当先とする第三者割当増資を5月及び10月に、2回実施。
- docirbrutinib (AS-1763)の臨床試験を遅滞なく進めるために、必要に応じて資金調達を実施する。
- 2024年2月開示資料からの主な変更点
- docirbrutinib (AS-1763) フェーズ1b試験用量漸増パート完了(2024年12月)
- docirbrutinib (AS-1763) フェーズ1b試験用量拡大パート開始(2024年10月)
- monzosertib (AS-0141) フェーズ1試験 固形がん 用量拡大パートの患者登録を開始 (2025年1月)
- monzosertib (AS-0141) フェーズ1試験 血液がん 用量漸増パートを実施中
- sofnobrutinib (AS-0871) 他のBTK阻害薬との差別化に重要な非臨床試験を実施
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4572 |
企業名 | カルナバイオサイエンス |
URL | http://www.carnabio.com/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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