2024年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業名: 日機装株式会社
- 代表者名: 甲斐 敏彦
- その他:
- 上場取引所: 東京
- コード番号: 6376
- URL: https://www.nikkiso.co.jp
- 問合せ先責任者: 村上 雅治 (執行役員企画本部長)
- 報告概要:
- 提出日: 2024年11月14日
- 対象会計期間: 2024年1月1日~2024年9月30日
- 決算補足説明資料の作成: 有
- 決算説明会開催: 無
- セグメント:
- 工業部門
- インダストリアル事業
- 航空宇宙事業
- 医療部門
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 69,175,664株 (2024年12月期第3四半期末)
- 自己株式数: 2,925,204株 (2024年12月期第3四半期末)
- 期中平均株式数: 66,215,823株 (2024年12月期第3四半期累計)
- 今後の予定:
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 資産合計: 311,113百万円 (2024年12月期第3四半期) / 296,228百万円 (2023年12月期)
- 資本合計: 129,857百万円 (2024年12月期第3四半期) / 126,288百万円 (2023年12月期)
- 損益計算書:
- 売上収益: 151,708百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 133,499百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- 営業利益: 3,739百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 1,700百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- 税引前利益: 4,622百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 8,582百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- 四半期利益: 4,126百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 6,418百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 4,188百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 6,268百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: ▲13,455百万円 (2024年1月1日~2024年9月30日) / 11,060百万円 (2023年1月1日~2023年9月30日)
- 収益性:
- 売上高: 151,708百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 133,499百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- 営業利益: 3,739百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 1,700百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- 純利益: 4,188百万円 (2024年12月期第3四半期累計) / 6,268百万円 (2023年12月期第3四半期累計)
- 1株当たり利益: 63.26円 (2024年12月期第3四半期) / 94.73円 (2023年12月期第3四半期)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 41.2% (2024年12月期第3四半期) / 42.0% (2023年12月期)
- 効率性:
- セグメント別:
- 工業部門: 4,097百万円 (セグメント利益)
- インダストリアル事業: 2,458百万円 (セグメント利益)
- 航空宇宙事業: ▲212百万円 (セグメント利益)
- 医療部門: 2,458百万円 (セグメント利益)
- 財務の解説:
- 2024年第3四半期の世界経済は、ウクライナ情勢の長期化等の地政学上の問題等によりエネルギー確保の動きが活発に推移する一方で、中国の不動産市況低迷の長期化による景気回復の遅れ、欧米等の金融引き締めによる需要抑制影響や円相場の乱高下など、先行き不透明な状況が続きました。
- インダストリアル事業の主要市場であるLNG、次世代エネルギー関連市場では、中長期的なエネルギー確保、低・脱炭素化の動きによって設備投資需要は拡大基調で推移しています。航空機産業は、コロナ禍以降、航空機需要の回復に伴い、寸断したサプライチェーンの再構築、増産に取り組んできましたが、昨今の航空機メーカーの品質問題、ストライキの影響などで回復は遅れており、回復の先行きは不透明な状況です。メディカル事業の主要市場である血液透析市場では、国内需要はほぼ例年並みとなり、海外は欧州、タイ等のアジア市場の引き合いが好調に推移した一方、中国市場は一時的に需要が減少しました。
- 当第3四半期累計期間においては、中期経営計画「Nikkiso 2025 フェーズ2」(対象期間:2023年~2025年)の基本方針の一つとして取組みを進めている事業ポートフォリオの再構築に伴う一過性の損失はありますが、航空宇宙事業は業界の回復遅れの影響はあるものの、円安効果もあって前年から増収し営業損失は縮小、メディカル事業は前年から減収減益となるも概ね想定通りに推移、インダストリアル事業については主力の米国子会社Clean Energy & Industrial Gasグループ(CE&IGグループ)が当初想定より生産・出荷が進捗し、前年から大幅な増収増益となりました。
- なお、事業ポートフォリオの再構築に伴う一過性の損失は、ヘルスケア製品に関する棚卸資産の評価損を482百万円(「医療部門」計上)、深紫外線LEDパッケージに関する棚卸資産の評価損を702百万円(「工業部門」計上)、CRRT事業に関する減損損失を655百万円(「調整額(全社費用等)」計上)の計1,840百万円を当第2四半期に計上しています。
- この結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループ業績は、受注高171,829百万円(前年同期比18.9%増)、売上収益 151,708百万円(同13.6%増)、営業利益 3,739百万円(同119.9%増)となり、全体では大幅な増収増益となりました。一方、円安による為替差益が316百万円(前年同期は6,234百万円)と前年から大きく減少したことから、税引前四半期利益は4,622百万円(同46.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は 4,188百万円(同33.2%減)となりました。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 15.00円 (2024年12月期) / 12.50円 (2023年12月期)
- 期末配当: 15.00円 (予想、2024年12月期)
- 年間配当予想: 30.00円 (2024年12月期) / 27.50円 (2023年12月期)
- 特別配当の有無: 無
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 工業部門:
- 受注高: 111,442百万円 (+35.3%)
- 売上収益: 92,844百万円 (+29.3%)
- セグメント利益: 4,097百万円
- インダストリアル事業:
- 受注高: 98,553百万円 (+37.5%)
- 売上収益: 80,260百万円 (+31.5%)
- セグメント利益: 6,147百万円 (+204.5%)
- 航空宇宙事業:
- 受注高: 12,286百万円 (+22.4%)
- 売上収益: 12,009百万円 (+18.2%)
- セグメント利益: ▲212百万円
- 医療部門:
- 受注高: 60,574百万円 (-2.8%)
- 売上収益: 59,026百万円 (-4.6%)
- セグメント利益: 2,458百万円 (-52.2%)
- セグメント戦略:
- インダストリアル事業: LNGや水素ステーション事業などの受注案件の工事遂行が進み、売上収益が大きく増加。収益面では、体制整備等の固定費などが増加するも、着実な案件遂行による増収効果で収益性は大きく改善。
- 航空宇宙事業: 航空機産業のサプライチェーン再構築が進む中、主力製品のカス ケード、ベトナム ハノイ工場の生産部品等の出荷は緩やかに増加。増収効果、円安影響、前期からの段階的な販売価格の適正化等で、粗利益の回復は継続。一方、増産対応等により固定費は増加しており、収益性の改善は継続課題。
- 医療事業: 血液透析装置の国内販売は、前年の一時的な出荷増加(部品不足解消による)が消滅したことに加え、市場競争も激化したことで減収。消耗品は透析用剤・血液回路の販売価格適正化の取組が奏功し、増収。海外販売は、欧州、アジア市場が好調も、中国市場が一時的に縮小したことで減収。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 世界経済は、ウクライナ情勢の長期化等の地政学上の問題等によりエネルギー確保の動きが活発に推移する一方で、中国の不動産市況低迷の長期化による景気回復の遅れ、欧米等の金融引き締めによる需要抑制影響や円相場の乱高下など、先行き不透明な状況が続きました。
- インダストリアル事業の主要市場であるLNG、次世代エネルギー関連市場では、中長期的なエネルギー確保、低・脱炭素化の動きによって設備投資需要は拡大基調で推移しています。航空機産業は、コロナ禍以降、航空機需要の回復に伴い、寸断したサプライチェーンの再構築、増産に取り組んできましたが、昨今の航空機メーカーの品質問題、ストライキの影響などで回復は遅れており、回復の先行きは不透明な状況です。メディカル事業の主要市場である血液透析市場では、国内需要はほぼ例年並みとなり、海外は欧州、タイ等のアジア市場の引き合いが好調に推移した一方、中国市場は一時的に需要が減少しました。
今後の見通し
- 業績予想: 連結業績予想は据え置き。
- リスク要因:
- 航空機メーカーの品質問題やストライキの影響
- メディカル中国市場の一時的な需要減退や国内販売の競争激化
- 円の乱高下による為替差損益の変動
- 各事業の環境変化の影響
重要な注記
- 会計方針:
- 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更: 無
- 会計方針の変更・会計上の見積もりの変更: 無
- その他:
- 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項: 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
- 2024年12月中に同事業を運営する子会社2社の株式譲渡を予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6376 |
企業名 | 日機装 |
URL | http://www.nikkiso.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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