決算説明：加藤製作所（6390）

2025年３月期 第２四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 加藤製作所
  • 主要事業分野: 建設機械の製造・販売
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月8日
• 報告期間: 2025年3月期 第2四半期(4-9月)
• セグメント:
  • 日本: 茨城、群馬工場。日本、米国、東南アジアなどへの油圧ショベル等の販売。
  • 欧州: イタリア工場。EU諸国などへの油圧ショベル等の販売。
  • 中国: 昆山、厦門、阿莫イ工場。中国などへの油圧ショベル等の販売。

業績サマリー

• 主要指標 (単位:百万円):
  • 営業収益: 26,483 (前年同期比 △10.4%)
  • 営業利益: 845 (前年同期比 +5.7%)
  • 経常利益: 1,340 (前年同期比 △16.5%)
  • 純利益: △4,988 (前年同期比 –)
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は言及なし。
• セグメント別状況:
  • 日本: 売上高23,386百万円、営業利益827百万円
  • 欧州: 売上高2,706百万円、営業利益45百万円
  • 中国: 売上高1,037百万円、営業利益△231百万円

業績の背景分析

• 業績概要: 売上高は前年同期比10.4%減収、営業利益は同5.7%増益。中国子会社2社の解散・清算に伴う特別損失(子会社整理損)△6,180百万円を計上。
• 増減要因:
  • 売上高減収: 主力市場の需要減、一部大型製品の販売先送り、大統領選前の米国向け輸出縮小、東南アジア向け大口販売の減少。
  • 営業利益増益: 販売台数増加、販管費の減少、中国子会社の在庫機の販売、全社的な販管費の低減。
• リスク要因: 為替変動、中国市場の需要減、サプライチェーン問題

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画、事業戦略に関する記述はなし。
• 進行中の施策: 中国子会社2社の解散・清算。
• セグメント別施策: 各セグメントにおける特定施策とその成果に関する記述はなし。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 61,500百万円 (前期比 +7.0%)
  • 営業利益: 1,500百万円 (前期比 △9.3%)
  • 経常利益: 1,600百万円 (前期比 △37.9%)
  • 純利益: △4,200百万円 (前期比 –)
• マクロ経済の影響: 為替変動、国内外の需要動向

配当と株主還元

• 配当方針: 安定配当方針を維持。
• 配当実績: 中間配当35円、期末配当35円、年間配当70円 (前期比+5円)。
• 特別配当: なし

製品やサービス

• 製品: 建設用クレーン、油圧ショベル等、その他特装車。

重要な注記

• リスク要因: 中国市場の需要減、サプライチェーン問題、為替変動。
• その他: 世界初ハイブリッド建設用クレーン車の受注開始、全旋回式クローラキャリアIC70Rのグッドデザイン賞受賞。

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