2024年9月期決算説明会資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社メディネット
    • 主要事業分野: バイオテクノロジー
    • 代表者名: 久布白 兼直 (代表取締役 社長)
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2024年11月28日
    • 参加対象: 個人投資家向け
  • 説明者:
    • 発表者: 落合 雅三 (取締役 経営管理部長)、近藤 隆重 (取締役 細胞加工事業部長)、池田 昇司 (理事 再生医療研究開発部長)
    • 発言概要: 2024年9月期の業績と今後の戦略について説明
  • 報告期間: 2024年9月期
  • セグメント:
    • 細胞加工業: 特定細胞加工物製造業、CDMO事業、バリューチェーン事業

業績サマリー

  • 主要指標 (前年同期比):
    • 営業収益: 768百万円 (116.2%)
    • 営業利益: △1,384百万円
    • 経常利益: △1,261百万円
    • 純利益: △1,276百万円
  • 進捗状況:
    • VISION2030: Well-Being社会への貢献を目指し、Healthcare Innovating Companyを目指す。
    • 経営方針:

      1. メディネットの強み・経験を最大限に活かした成長
      2. 環境の変化に対応し、継続的成長に向けた変革の推進
      3. 会社基盤の強化
      4. セグメント別状況:
        • 細胞加工業: 売上高768百万円、セグメント損失△373百万円
        • 再生医療等製品事業: 売上高0百万円、セグメント損失△434百万円

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 売上高は、価格改定、技術移転による一時金等により増加。
    • 営業損失は、細胞加工受託の拡大に向けた体制整備に係る先行投資や販売費の増加、研究開発費の支出時期の遅れによる支払手数料の減少等により、減少。
    • 経常損失は、加工中断収入、投資事業組合運用益等により減少。
    • 当期純損失は、投資有価証券評価損等により発生。
  • 増減要因:
    • 売上高増加要因: 特定細胞加工物製造業での価格改定、技術移転による一時金、CDMO事業の製造受託料の価格改定と安定受注。
    • 営業損失改善要因: 販売費及び一般管理費の減少。
    • 売上総利益: 原材料費・労務費等の高騰、細胞加工受託の新規案件の受託に向けた細胞加工技術者を先行して獲得したことによる一時的な原価率の増加。
  • リスク要因:
    • 新型コロナウイルス感染症の影響、新規加工受託メニューの提供開始時期の遅延、CDMO事業での既存顧客の受注計画の変更、新規案件の受託に向けた体制整備に係る先行投資による一時的な原価率の増加、原材料費、労務費等の高騰。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 経営方針1: 特定細胞加工物製造受託の拡大、CDMO事業の基盤強化、再生医療等製品の開発の加速化と新規シーズの育成
    • 経営方針2: 当社事業の収益性/生産性の向上、当社事業へのシナジー効果、VISIONに合致する新規事業の育成
    • 経営方針3: 「先を見据え、自ら一歩先の考動ができる」人財への活性化、DX実現に向けた社内環境整備の加速化
  • 進行中の施策:
    • AGCとの細胞治療CDMO事業における戦略的パートナーシップ契約締結
    • 予防分野等での新規事業の創出・育成を目指し、外部企業との事業提携等を協議中
    • 新人事制度の導入 (2024年10月~)
    • DX実現に向け、情報システム化計画を推進
  • セグメント別施策:
    • 細胞加工業:
    • 特定細胞加工物製造業: S-DSC® (資生堂からの技術提供) の受託開始、ASC(脂肪由来間葉系幹細胞) の受託開始、歯科領域における新たな骨造成治療法の共同開発 (セルアクシア)
    • CDMO事業: ヤンセンファーマの治験製品の安定受注と市販製品の製造受託を目指す、新規案件獲得に向けた製造体制の強化
    • バリューチェーン事業: アカデミアにおけるCPC運営管理の適切な実行、ライセンスアウトによるロイヤリティー収益 (Medigen等)
    • アライアンス活動: 国内外の企業等とのコラボレーション強化、国内外への技術ライセンスアウトの展開強化、インバウンド需要の取り込み (中国、韓国、東南アジア等)
    • 再生医療等製品事業:
    • MDNT-01 (NeoCart®): 国内試験デザインについてPMDAと協議中、米国Ocugenでは米国第III相試験開始の遅延、PMDA対面助言の実施及びOcugenにおける治験製品製造体制等の準備が整い次第、国内開発方針を決定予定 (2025年9月期)
    • 研究開発: 先制医療 (滉志会との共同研究)、高感度抗体検出技術 MUSCAT-assay (岡山大学との共同研究)

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 2025年9月期: 売上高930百万円、営業損失△1,491百万円、経常損失△1,485百万円、当期純損失△1,489百万円
  • 中長期計画:
    • 細胞加工業: 2028年9月期黒字回復を目指す。
    • 再生医療等製品事業: 早期の収益化を目指し開発を加速。

製品やサービス

  • 製品:
    • 特定細胞加工物製造業: 免疫細胞
    • 再生医療等製品: MDNT-01 (NeoCart®)
  • サービス:
    • CDMO事業
    • バリューチェーン事業
    • 再生医療関連サービス
  • 協業・提携:
    • AGCとの細胞治療CDMO事業における戦略的パートナーシップ契約
    • 九州大学との共同研究 (a-GalCer/DC)
    • 国立がん研究センターとの共同研究 (HSP-105特異的TCR-T細胞)
    • 滉志会 瀬田クリニック東京との共同研究
    • 岡山大学との共同研究 (MUSCAT-assay)
    • セルアクシアとの共同開発 (歯科領域における新たな骨造成治療法)
    • Medigenとの提携 (ライセンスアウト)

重要な注記

  • リスク要因:
    • 細胞加工業: がん免疫細胞治療の患者数の回復の遅延、新規加工受託メニューの提供開始時期の遅延、CDMO事業での受注計画の変更、新規案件の受託に向けた体制整備に係る先行投資による一時的な原価率の増加、原材料費、労務費等の高騰。
    • 再生医療等製品事業: a-GalCer/DCの開発中止、MDNT-01の国内開発方針の決定の遅延、米国OcugenでのMDNT-01の治験製品製造体制等の準備の遅延。
  • その他:
    • 本資料は、投資者に対する情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではない。
    • 当社の事業計画に対する評価及び投資に関する決定は、投資者ご自身の判断において行われる。
    • 本資料に記載されている当社の現在の計画、見通し、戦略、確信等のうち歴史的事実でないものは、将来の事業に関する見通しであり、現在入手可能な情報から得られた当社の経営陣の現時点における判断に基づいており、顕在化・潜在的なリスクや不確実性が含まれている。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2370
企業名 メディネット
URL http://www.medinet-inc.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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