決算説明：ライオン（4912）

2024年12月期_決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: ライオン株式会社
  • 主要事業分野: 一般用消費財、産業用品
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月13日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2024年12月期
• セグメント:
  • 一般用消費財: オーラルケア、ビューティケア、ファブリックケア、リビングケア、薬品、その他
  • 産業用品
  • 海外: 東南・南アジア、北東アジア
  • その他

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 4,129.4億円（前年同期比+2.5%）
  • 営業利益: 283.8億円（前年同期比+38.4%）
  • 純利益: 211.9億円（前年同期比+44.9%）
  • 1株当たり利益: 76.51円（前年同期比+48.8%）
• 進捗状況:
  • 2024年度連結業績は、売上高は海外が牽引し、利益は収益構造改革の推進により年初公表を達成。4期ぶりの「増収増益」を達成。
• セグメント別状況:
  • 一般用消費財: 売上高は減少も、収益構造改革効果により大幅増益。
  • 産業用品: 売上高は減少。
  • 海外: 大幅増収、利益率も上昇。

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は海外が牽引し、利益は収益構造改革の推進により年初公表を達成。
  • 4期ぶりの「増収増益」
• 増減要因:
  • 売上高: 海外の増収（タイ、中国など）が貢献。一般用消費財はブランド譲渡等の影響で減収。
  • 事業利益: 海外の売上増による粗利増、一般用消費財の収益構造改革効果、トータルコストダウンの順調な進捗。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 新中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」(2025~2027)
  • 一般用消費財: 収益構造改革（ポートフォリオ改革、事業構造改革）
  • 海外: 成長施策の強化（既存進出国・エリアの成長加速、新規進出国・エリアの強化・拡大）
• 進行中の施策:
  • 一般用消費財事業の収益構造改革が想定通りに進捗。
  • ポートフォリオ改革: 事業分野の峻別、高付加価値化・値上げ、SKU削減、競争費用の効率化。
  • 事業構造改革: 生産性向上（固定資産の活用・整理、生産拠点・品目の最適化）。
  • 海外事業: 中国事業の成長加速、パーソナルケア分野の強化、新規進出国の事業本格化（バングラデシュ）。
• セグメント別施策:
  • 一般用消費財: 構造改革施策が想定通りに進捗し、収益性向上に貢献。
  • 海外: パーソナルケア分野中心に成長継続、新規進出国は製品分野の拡大等を推進。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 4,200.0億円（前年比+1.7%）
  • 営業利益: 350.0億円（前年比+23.3%）
  • 純利益: 250.0億円（前年比+17.9%）
• 中長期計画:
  • 新中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」(2025~2027)
  • 2nd STAGEの目標: EBITDAマージン13%超、ROIC 8~9%、EPS CAGR 11%超
  • 2nd STAGEのテーマ: 収益力の強靭化
• マクロ経済の影響:
  • 2025年の経営環境として、ドバイ原油80$/BBL、国産ナフサ79,000円/KL、粗パーム油5,000RM/ton、米ドル152円、タイバーツ4.3円を想定。

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 累進配当を基本とし、連結配当性向30%を目安に継続的かつ安定的に実施。
• 配当実績:
  • 2024年: 1株当たり30円（年間）

製品やサービス

• 製品:
  • オーラルケア製品、ビューティケア製品、ファブリックケア製品、リビングケア製品、薬品

重要な注記

• リスク要因:
  • 本資料に記述している将来予測および業績予想は、現時点で入手可能な情報にもとづき当社が判断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。
• その他:
  • 当社グループは国際財務報告基準(IFRS)を適用。
  • 金額は表示単位未満を切捨てて表示。

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