1. 企業情報
企業名: グローバルウェイ
設立年月日: 2004年10月21日
所在地: 東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル
事業内容:
グローバルウェイは、ITコンサルティング、プラットフォーム構築、メディア、リクルーティング、シェアリングビジネスを展開しています。主なサービスには、アプリケーション統合、データ分析、システム開発支援、転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」、シェアリングエコノミーサービス「TimeTicket」などがあります。
2. 業界のポジションと市場シェア
グローバルウェイは、情報通信業界においてデジタルトランスフォーメーション（DX）関連サービスを提供しており、特にシェアリングエコノミーや人材関連サービスにおいて成長が期待されています。しかし、業界内での競争が激化しており、特に人材不足が課題となっています。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣は、デジタル化支援や人材育成に注力しており、中期経営計画では以下の施策を掲げています。
– プラットフォーム事業の拡大
– セールスフォース事業の強化
– メディア事業の送客数増加
– シェアリング事業の活性化
4. 事業モデルの持続可能性
グローバルウェイは、デジタル化の進展に伴い、持続可能な収益モデルを構築していますが、業績は依然として赤字であり、収益性の改善が求められます。市場ニーズの変化にも柔軟に対応する必要があります。
5. 技術革新と主力製品
技術開発においては、クラウド型プラットフォームやアプリ支援の拡大が進んでおり、特に「キャリコネ」や「TimeTicket」が主力製品として収益を牽引しています。
6. 株価の評価
- 株価: 121.0円
- PER: 77.07倍（業界平均66.2倍）
- PBR: 6.31倍（業界平均3.5倍）
- EPS: -11.20
- BPS: 18.40
現在の株価は業界平均に比べて高い評価を受けており、特にPERが高いことから市場の期待が反映されています。
7. テクニカル分析
直近の株価推移を見てみると、年初来高値280円から現在の121円まで下落しており、現在は安値圏に位置しています。短期的な反発の可能性も考えられますが、全体的なトレンドは下降気味です。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 2,456百万円（過去12か月）
- 営業利益: -380百万円
- 純利益: -199百万円
- 自己資本比率: 53.5%
- ROE: -18.44%
- キャッシュフロー: -875百万円（過去12か月）
売上は増加傾向にあるものの、営業損失が続いており、収益性の改善が急務です。
9. 株主還元と配当方針
現在、配当利回りは0.00%で、配当は行われていません。株主還元策としては、今後の業績改善に伴う配当の実施が期待されます。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価は直近で下落傾向にあり、投資家の関心も薄れている可能性があります。特に、業績の不透明感が影響していると考えられます。
11. 総評
グローバルウェイは、デジタル化関連のサービスを提供する成長企業ですが、現在の業績は赤字であり、収益性の改善が求められています。市場の期待に応えるためには、経営戦略の実行とともに、財務基盤の強化が必要です。株価は高評価を受けていますが、実績に基づく見直しが必要です。今後の業績改善に注目が集まります。
企業情報
| 銘柄コード | 3936 |
| 企業名 | グローバルウェイ |
| URL | http://www.globalway.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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