1. 企業情報
- 事業内容: 米飯加工機械の製造販売を主業とする専門メーカー
- 特徴: 「すしロボット」で高いシェアを持ち、国内外の和食市場に強み
- 設立: 1961年1月
- 本社: 東京都中野区
- 従業員数: 490名
2. 業界のポジションと市場シェア
- 米飯加工機械市場において、特にすしロボット分野でトップクラスのシェア
- 外食・小売業の省人化ニーズに対応する独自技術を保有
- 日本食の海外普及に伴い、グローバル展開に可能性
3. 経営戦略と重点分野
- 国内市場の深耕
- 海外市場(特に日本食普及地域)への積極的な展開
- 省人化・自動化ニーズに対応する技術開発
4. 事業モデルの持続可能性
- 食品加工自動化への社会的ニーズが追い風
- 技術革新と市場ニーズの変化に柔軟に対応
- 安定した収益モデルを構築
5. 技術革新と主力製品
- 主力製品:すしロボット、米飯加工機械
- 金型投資の増加と耐用年数の見直しによる技術革新
- 省人化・効率化に貢献する独自技術
6. 株価の評価
- 現在株価: 2,262円
- PER: 21.67倍(会社予想)
- PBR: 1.90倍
- EPS: 104.36円
- 業界平均と比較: PERは業界平均を上回る
7. テクニカル分析
- 52週高値: 2,384円
- 52週安値: 1,040円
- 現在の株価は中間帯で推移
- 上昇トレンドを維持
収益性指標
- 売上高: 14,514百万円(前年比+7.9%)
- 営業利益: 1,475百万円
- 純利益: 1,140百万円
- ROE: 8.07%
- 自己資本比率: 79.9%
成長性
- 過去5年間、売上高と利益は安定的に成長
- 海外売上高の伸び(+26.5%)が顕著
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り: 1.46%
- 1株配当: 33円
- 配当性向: 25.23%
- 安定的な株主還元を実施
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 直近10日間の株価は上昇傾向
- 信用買残の増加(+16,400株)
- 機関投資家の保有比率は低い(5.26%)
11. 総評
鈴茂器工は、独自の技術と成長市場において強いポジションを持つ企業。食品加工自動化のニーズ、特に和食市場の拡大を背景に、安定した成長が期待できる。財務基盤も健全で、中長期的な投資対象として魅力的。
企業情報
銘柄コード | 6405 |
企業名 | 鈴茂器工 |
URL | http://www.suzumo.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
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