概要
企業名: cotta CO.,LTD
事業内容: 製菓・製パンの容器・包装資材、食材の製造販売。包装資材にはケーキボックス、キャリアバッグ、ラッピングペーパーなどが含まれ、食材にはバターや小麦粉などがある。小売店や個人に小ロットで通信販売を行っている。
設立年月日: 1998年12月25日
本社所在地: 大分県津久見市
代表者名: 黒須 綾希子
従業員数: 111人
市場区分: グロース（内国株式）
業種区分: 卸売業
業界内での競争優位性や課題について
競争優位性: cottaは小口・短納期の通販サイトを運営し、小売店や個人向けに幅広い包装資材と食材を提供している。業界内での小口注文対応の柔軟性と迅速な配送力が競争優位性となっている。
課題: 包装資材市場は成熟市場であり、新規成長の機会は限られている。また、原材料価格の上昇や物流コストの増加など外部環境に左右される課題もある。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
ビジョン: cottaは包装資材と食材のオンライン販売を通じて、顧客のニーズに応える総合的なソリューションを提供することを目指している。
戦略: 法人向け業務用仕入サイト「コッタビジネス」のリニューアル、人材ソリューション事業の拡大、美容関連用品の販売事業におけるパートナーシップの強化などが挙げられる。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など
収益モデル: 主に小口・短納期の通販を通じた直接販売が中心。
適応力: オンライン販売の拡大とECサイトの強化により、市場ニーズの変化に適応している。また、新規事業分野への進出（人材ソリューション事業、美容関連用品）により収益モデルの多様化を図っている。
技術開発の動向や独自性
技術革新: 特に技術革新に関する詳細な情報は提供されていないが、包装資材の品質向上や新製品の開発に注力している。
主力製品: 包装資材（ケーキボックス、ラッピングペーパー）と食材（バター、小麦粉）が主力製品である。
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など
株価: 482円
EPS（会社予想）: 42.69円
BPS（実績）: 395.98円
PER（会社予想）: 11.24倍
株価とEPSの比較: 現在の株価はEPSに対して割安な水準にあると評価できる。
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
直近10日間の株価推移: 株価は482円から504円の間で推移しており、50-Day Moving Average（450.26円）より高値圏にあり、200-Day Moving Average（410.21円）よりも高値圏にある。
トレンド: 上昇トレンドが続いている。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
売上高: 9.17B円（前年比8.0%増）
利益率: 営業利益率8.68%、ROE7.34%、ROA3.39%
キャッシュフロー: 総キャッシュ2.46B円、総負債4.24B円、負債比率99.46%
財務健全性: 健全な財務状況を維持しており、自己資本比率も40.6%と比較的高い水準にある。
配当利回りや配当性向の分析
配当利回り（会社予想）: 1.67%
年間配当予想: 8.00円
配当性向: 25.03%
株主還元: 安定した配当を維持しており、株主還元に積極的である。
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
直近10日間の株価変動: 株価は安定的に上昇トレンドを示しており、特に2月17日の終値482円は直近高値圏に位置している。
影響要因: 業績予測の上方修正や新規事業の進展などが株価上昇の要因となっている。
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
総評: cotta CO.,LTDは包装資材と食材の小口・短納期通販を通じて健全な業績を維持しており、新規事業分野への進出により収益モデルの多様化を図っている。株価はEPSに対して割安な水準にあり、上昇トレンドが続いている。健全な財務状況と安定した株主還元により、投資家からの関心も高まっている。全体的に成長性と安定性の両面から注目すべき企業である。
企業情報
| 銘柄コード | 3359 |
| 企業名 | cotta |
| URL | https://www.cotta.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
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