1. 企業情報
企業名: 伏木海陸運送株式会社 (Fushiki Kairiku Unso Co.,Ltd.)
概要: 日本国内において港湾運送サービスを提供する企業。主要事業に港運、不動産、繊維製品製造、その他事業が含まれる。1944年3月31日に設立され、本社は富山県高岡市に位置する。
事業内容:
– 港運事業
– 不動産事業
– 繊維製品製造
– その他事業（旅行業、自動車内装材、倉庫業、物流業など）
代表者名: 大門 督幸
設立年月日: 1944年3月31日
従業員数: 699人
平均年齢: 41.0歳
平均年収: 5,690千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性:
– ロシアや中国との取引において強みを持つ。
– 伏木港、富山新港での紙製品やコンテナの港湾作業が主力。
課題:
– 不動産事業や繊維製品製造事業の受注が伸び悩んでいる。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
– 詳細な記載なし。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
– 詳細な記載なし。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
– ポート運送サービスは需要の変化に強く適応できるが、不動産や繊維製品製造は市場の変動に弱い。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
– 詳細な記載なし。
収益を牽引している製品やサービス:
– ポート運送サービスが主力。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
– EPS（会社予想）: 251.07
– BPS（実績）: 4,397.14
– 株価: 1,574円
– PER（会社予想）: 6.27倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
– 50日移動平均線: 1,479.06円
– 200日移動平均線: 1,532.35円
– 直近10日間の株価は横ばいからやや上昇傾向。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
– 売上高: 過去12か月で1287億円（前年比1.00%増）
– 利益: 営業利益 6億37百万円（前年同期比41.9%増）、経常利益 6億68百万円（前年同期比44.5%増）
– ROE（過去12か月）: 5.36%
– ROA（過去12か月）: 2.54%
– キャッシュフロー: 12月期で124億円のオペレーティングキャッシュフロー、179.5百万円のフリーキャッシュフロー
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
– 売上高は増加傾向、利益も増加。
– ROEとROAは比較的高い。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
– 配当利回り（会社予想）: 3.18%
– 年間配当予想: 50円
– 配当性向: 21.64%
自社株買いなどの株主還元策:
– 自社株買いの詳細な記載なし。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
– 直近10日間の株価は横ばいからやや上昇傾向。
株価への影響を与える要因など:
– 業績の好調さと投資家の関心は高まっている。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
– 伏木海陸運送は港運事業が主力で、ロシアや中国との取引において強みを持つ。しかし、不動産や繊維製品製造は受注が伸び悩んでいる。経営戦略や中期計画の詳細は不明。株価は横ばいからやや上昇傾向で、PERは業界平均より低い。財務状態は健全で、ROEとROAも比較的高い。配当性向は適度で、株主還元は積極的。全体的に、ポート運送サービスの需要堅調と健全な財務状態が株価支持要因となっている。
企業情報
| 銘柄コード | 9361 |
| 企業名 | 伏木海陸運送 |
| URL | http://www.fkk-toyama.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業 |
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