1. 企業情報
- 企業名: 和弘食品株式会社
- 概要: 和弘食品はラーメンスープと麺つゆの主要製造販売業者であり、主にメーカーや飲食店向けにOEM製品を提供しています。日清オイリオとの緊密な関係を持ち、米国でもラーメンスープの生産を行っています。
- 事業内容: ラーメンスープ、麺つゆ、業務用スープ、天然エキスの製造販売
- 設立年月日: 1964年3月30日
- 代表者名: 加世田 十七七
- 従業員数: 279人
- 住所: 北海道小樽市銭函3-504-1
- 市場区分: スタンダード（内国株式）
- 17業種区分: 食品
- 33業種区分: 食料品
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性: ラーメンスープと麺つゆの業界中堅企業として、OEM製造能力と日清オイリオとの緊密な関係を強みとしている。
- 市場シェア: 具体的な市場シェア情報は提供されていないが、業界中堅に位置づけられている。
- 課題: 原材料や物価コストの価格高騰による影響への対応が重要。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: 事業の持続的成長と生産性の向上を目指す。
- 中期経営計画: 業務用調味料市場の拡大と生産性の向上に注力。
- 具体的な施策: 業務用調味料市場の開拓、生産性の向上。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: ラーメンスープと麺つゆの製造販売による収益モデル。
- 市場ニーズの変化への適応力: 経済活動の回復に伴い、業務用製品の需要が回復している。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 詳細な技術革新情報は提供されていない。
- 主力製品: ラーメンスープ、麺つゆ。
6. 株価の評価
- EPS（会社予想）: 535.44円
- BPS（実績）: 3,472.64円
- PER（会社予想）: 8.95倍
- 現在の株価との比較: 株価4,790円はEPSを基準にすると割安である。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は上昇傾向が続いている。
- 高値圏か安値圏か: 50日移動平均線（5,743.90円）と200日移動平均線（5,431.62円）を上回っており、高値圏にある。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 過去12か月で16.21B円（前年比5.40%増）
- 利益: 営業利益1,182百万円（前年同期比10.5%増）、経常利益1,203百万円（同9.1%増）
- ROE（過去12か月）: 15.29%
- ROA（過去12か月）: 7.18%
- キャッシュフロー: 詳細なキャッシュフロー計算書は提供されていない。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 1.69%
- 1株配当（会社予想）: 81.00円
- 配当性向: 14.05%
- 自社株買い: 詳細な情報は提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近変動傾向: 直近10日間で上昇傾向が続いている。
- 影響を与える要因: 経済活動の回復による市場ニーズの変化。
11. 総評
- 各分析結果のまとめ: 和弘食品はラーメンスープと麺つゆの主要製造販売業者であり、業界中堅に位置づけられている。事業モデルは持続可能であり、市場ニーズの変化にも適応力がある。財務面では健全なROEとROAを示しており、株価も高値圏にある。投資家は株価と配当利回りを注目している。
- 全体的な見解: 将来の経済回復に伴い、市場ニーズが回復すると予想される中、和弘食品は良好な財務状況と成長戦略を有しており、投資価値は高いと評価できる。
企業情報
| 銘柄コード | 2813 |
| 企業名 | 和弘食品 |
| URL | http://www.wakoushokuhin.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
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