概要
- 企業名: エックスネット
- 事業内容: ソフトウェアアプリケーションのアウトソーシングサービスを提供。保険ソリューション、銀行・資産管理ソリューション、ポートフォリオ管理ソリューションなどを提供。
- 設立年月日: 1991年6月3日
- 本社所在地: 東京都新宿区荒木町13-4 住友不動産四谷ビル
- 代表者名: 茂谷 武彦
- 親会社: NTTデータ
事業内容
- 主要事業: XNETサービス100、機器販売0（2024.3）
- 市場区分: スタンダード（内国株式）
- 業界区分: 情報・通信業
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 豊富な金融関連ソリューションの提供と、NTTデータのバックボーンを活かした技術力が競争優位性。
- 課題: NTTデータとの親子関係解消によるシステム構築コスト増や、人材採用コスト増が課題。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- 中期経営計画: 2026年3月期にコア売上50億円を目標。売上高営業利益率の改善を目指す。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野
- コア売上高の拡大: 既存顧客のニーズを捉えたサービス拡大、新規顧客の獲得を推進。
- 売上高営業利益率の改善: コスト削減と効率化の推進。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など
- 収益モデル: 主にソリューション提供による収益モデル。
- 市場ニーズの適応力: 金融業界のニーズに合わせたソリューションの提供により、市場ニーズへの適応力が高い。
技術開発の動向や独自性
- 技術開発: 継続的な技術革新により、金融関連ソリューションの提供を強化。
- 独自性: 独自のソリューション開発により、競争力を持続。
収益を牽引している製品やサービス
- 主力製品: XNETサービス、アプリケーションサービス、AMO + SOサービス
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など
- EPS（会社予想）: 123.24円
- BPS（実績）: 660.77円
- PER（会社予想）: 11.01倍
- 現在の株価: 1,357円
- 株価評価: EPSと比較して、PERが業界平均（17.6倍）より低いため、割安評価。
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 50日移動平均: 1,409.18円
- 200日移動平均: 1,445.10円
- 現在の株価: 1,357円
- 分析: 現在の株価は50日移動平均と200日移動平均の両方より低いため、安値圏にある。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上高（過去12か月）: 53億円
- 利益率: 11.13%
- ROE（過去12か月）: 10.72%
- ROA（過去12か月）: 7.05%
- キャッシュフロー（直近四半期）: 15.4億円
- 負債比率（直近四半期）: 90.51%
- 分析: 売上高と利益率は健全だが、負債比率が高い。
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 3.32%
- 年間配当予想: 45円
- 配当性向: 38.18%
- 自社株買い: 自己株式取得により、総資産、純資産が減少。
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: 1,346円～1,357円のレンジ内で推移。
- 分析: 株価は安定しており、上昇・下降の勢いは弱い。
株価への影響を与える要因
- 主要要因: NTTデータとの親子関係解消によるコスト増、積極的な社員採用によるコスト増。
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 全体的な見解: エックスネットは金融関連ソリューションの提供により、市場ニーズへの適応力が高い。中期経営計画でコア売上高の拡大を目指すが、負債比率が高い。株価は安値圏にあり、割安評価。配当性向は適切で、株主還元は積極的。投資家関心は安定している。
企業情報
| 銘柄コード | 4762 |
| 企業名 | エックスネット |
| URL | http://www.xnet.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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