決算説明：エスエルディー（3223）

2025年２月期第３四半期決算説明会資料

基本情報

• 企業概要: 株式会社エスエルディー、主要事業は飲食サービスとコンテンツ企画サービス、代表者は有村譲
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年1月31日
• 報告期間: 2025年2月期第3四半期
• セグメント:
  • 飲食サービス: 店舗の立地や特性に合わせたブランドの飲食店を展開。カフェダイニング業態に注力。
  • コンテンツ企画サービス: コラボレーションイベントに特化した店舗運営やイベント企画等。

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 2,769百万円（前年同期比+2.4%）
  • 営業利益: 108百万円（前年同期比+12.8%）
  • 経常利益: 107百万円（前年同期比+5.7%）
  • 純利益: 103百万円（前年同期比+14.5%）
  • 前年同期比: 上記参照
• セグメント別状況:
  • 飲食サービス: 売上高1,979百万円（+4.5%）、売上構成比71.5%
  • コンテンツ企画サービス: 売上高789百万円（-2.4%）、売上構成比28.5%

業績の背景分析

• 業績概要: 社会活動と経済活動の正常化により、雇用環境や個人所得の改善が見られるものの、歴史的な円安による物価上昇やエネルギー価格の高止まりが継続。第3四半期累計期間においては、株式上場以来の最高益を更新。
• 増減要因:
  • 飲食サービス: 「食」×「コンテンツ」をテーマとした店舗拡大による売上増。
  • コンテンツ企画サービス: 2024年7月末の1店舗退店の影響により売上高は減少したが、運営受託店舗のキャラクターカフェが好調に推移。
• リスク要因: 歴史的な円安、物価上昇、エネルギー価格の高止まり。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 飲食サービス: 更なる「CS（顧客満足度）と収益力の向上」を推進。
  • コンテンツ企画サービス: IPコンテンツを活用した取り組みや企画提案を強化。
• 進行中の施策:
  • 飲食サービス: 期間限定IPコンテンツを活用したコラボレーションカフェの実施、既存店での季節限定商品の提供。
  • コンテンツ企画サービス: キャラクターコンテンツの運営受託店舗におけるインバウンド需要への対応。
• セグメント別施策:
  • 飲食サービス: 既存店前年売上比110.4%。期間限定コラボレーションカフェを7件実施。
  • コンテンツ企画サービス: 常設コラボカフェにて33件のコラボを実施。キャラクターコンテンツ店舗のインバウンド需要が10%増加。運営受託店舗の売上変動受託費増により、利益率が3.2%向上。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 3,600百万円（+0.4%）
  • 営業利益: 151百万円（+13.5%）
  • 純利益: 141百万円（-20.3%）
• マクロ経済の影響: 既存店の成長、IPコンテンツの活用、新規の運営受託獲得を目指す。

製品やサービス

• サービス: 飲食サービス、コンテンツ企画サービス

重要な注記

• その他:
  • 期間限定コラボレーションカフェの実施（黒子のバスケ15thミュージアムカフェ）。
  • 店舗限定メニューの販売、グランドメニューの改定。
  • 今後の取り組みとして、IPコンテンツを活用した取り組み強化、既存ブランドの出店、トップラインを引き上げ、更なる収益向上を目指す。

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