決算説明：エアークローゼット（9557）

2025年６月期　第２四半期　決算説明資料

基本情報

• 企業概要: 株式会社エアークローゼット、主要事業分野はファッションレンタル
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年6月期 第2四半期
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年6月期 第2四半期(10-12月)
• セグメント:
  • airCloset: ファッションレンタル事業
  • airCloset Mall: ファッション以外のレンタル事業
  • airCloset Bridge: 法人向け事業

業績サマリー

• 主要指標 (2025/6期 第2四半期 / 前年同期比):
  • 営業収益: 1,279百万円 / +20.8%
  • 営業利益: 58百万円 / +149.9%
  • 経常利益: 53百万円 / +176.3%
  • 純利益: 53百万円 / +177.5%
• 進捗状況: 上期損益が通期計画を超過しているが、今後の需要期におけるマーケティング強化、人的資本投資による費用増の可能性を考慮し、現時点では通期計画は据え置き。
• セグメント別状況:
  • airCloset事業: 売上1,133百万円、営業利益90百万円
  • その他事業: 売上145百万円、営業損失32百万円

業績の背景分析

• 業績概要:
  • airCloset事業の上期事業利益が1.8億円と過去最高を達成。
  • 主力事業の収益体質の強化が鮮明に。
  • 売上は今期の予想成長率(14%)を上回って推移。
  • 各損益も順調に推移。
• 増減要因:
  • 会員数の増加
  • レンタル用資産の耐用年数変更に伴う費用減
  • 倉庫移転等に伴う費用増
• リスク要因:
  • 下期における成長に向けた費用増の可能性

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • ファッションレンタル事業airCloset、ファッション以外のレンタル事業airCloset Mall、法人向け事業airCloset Bridgeの3つの事業を展開。
  • “ワクワク”が空気のようにあたりまえになる世界へというVisionを掲げ、人々のライフスタイルがより豊かになるよう、時間価値を向上させる事業を運営。
• 進行中の施策:
  • 強みである循環型プラットフォームを活用したドレスレンタルサービスの開始。
  • 卒入学式シーン向けのオプション追加。
  • 倉庫移転（2025年2月より順次運用開始）
  • ベトナムに子会社設立（2024年8月）
  • 株主優待制度の導入（2024年11月）
• セグメント別施策:
  • airCloset:
  • アウターレンタルオプションのテスト開始（2024年11月より）
  • 法人向け衣装レンタル・スタイリスト派遣の『airCloset PRO (エアクロプロ)』をスタート（2024年12月より）
  • 卒入学シーンに対応したオプションを展開（2025年2月より）
  • airCloset Mall:『airCloset Dress』をリリース（2024年11月）

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上は通期計画が前期比+14%に対し、2Q累計で+20%と順調に推移。
  • 上期の各損益が通期計画を超過。
  • 今後の季節性や下期の新規会員獲得拡大に向けた施策の可能性、人的資本投資等を考慮し、現時点では業績予想を据え置き。
• 中長期計画:
  • 事業拡大に向けた施策群に注力。
  • 2025年6月期は全社の黒字化を図る。
  • 2024年9月に定款変更を実施。

配当と株主還元

• 配当方針: 株主様に対する利益還元を経営上の重要課題の一つと認識。現時点では事業拡大のための投資に充当していくことが、株主様に対する最大の利益還元につながると判断。

製品やサービス

• 製品:
  • airCloset: スタイリストが選んだお洋服が届く月額制ファッションレンタルサービス
  • airCloset Mall: 商品を日常で試して購入を検討できる、メーカー公認月額制レンタルモール
  • airCloset Dress: 結婚式やイベント時に着用いただくドレスのレンタルサービス
• サービス:
  • 法人向け衣装レンタル・スタイリスト派遣の『airCloset PRO (エアクロプロ)』

重要な注記

• 会計方針: レンタル用資産の耐用年数を18ヵ月 ⇒ 24ヵ月に変更。
• リスク要因: 下期における成長に向けた費用増の可能性
• その他:
  • 2024年11月に株主優待制度を導入。
  • 2025年2月より、卒入学シーンに対応したオプションを展開。

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