決算説明：オムロン（6645）

2024年度 上期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: オムロン株式会社
  • 主要事業分野: 制御機器、ヘルスケア、電子部品、社会システム、データソリューションなど
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月6日
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2024年度上期
• セグメント:
  • 制御機器事業 (IAB): 産業機器、FA機器など
  • ヘルスケア事業 (HCB): 循環器、呼吸器など
  • 社会システム事業 (SSB): 交通システム、社会インフラなど
  • 電子部品事業 (DMB): 電子部品、モジュールなど
  • データソリューション事業 (DSB): JMDCを含むヘルスケアデータ事業など

業績サマリー

• 主要指標 (億円):

• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、売上高は計画を下回ったものの、営業利益は固定費削減策の効果により計画を上回った。
• セグメント別状況:
  • 売上高は制御機器事業、ヘルスケア事業、電子部品事業が減収、社会システム事業が増収。
  • 営業利益は制御機器事業、ヘルスケア事業、電子部品事業が減益、社会システム事業が増益。

業績の背景分析

• 業績概要: 前年同期の高い受注残の影響や設備投資需要の停滞により、減収減益となった。2Qは売上総利益率の大幅な改善や固定費施策により営業利益が増益に転じた。
• 増減要因:
  • 売上高減少: 制御機器事業、電子部品事業における前年度の高い受注残の影響、設備投資需要の停滞
  • 営業利益減少: 売上高減少の影響が大きかったが、売上総利益率の改善、固定費削減策により減少幅は抑制された。
  • 当期純利益減少: 構造改革費用（210億円）の計上
• リスク要因: 為替変動、需要動向の不透明感、サプライチェーン問題

戦略と施策

• 現在の戦略: 構造改革による人員数最適化、固定費削減、ポートフォリオ最適化
• 進行中の施策: 構造改革の推進、固定費効率化、売上総利益率向上
• セグメント別施策: 各セグメントにおいて、コスト削減、生産性向上、価格適正化などの施策を実施

将来予測と見通し

• 業績予想 (億円):

• マクロ経済の影響: 為替変動、需要動向の不透明感

配当と株主還元

• 配当方針: 中間配当52円、年間配当予想104円

製品やサービス

• 製品: 制御機器、電子部品、ヘルスケア機器など

重要な注記

• 会計方針: 米国会計基準
• リスク要因: 需要動向の不透明感、為替変動、サプライチェーン問題

まとめ

オムロン株式会社は、2024年度上期は減収減益となりましたが、構造改革による固定費削減策の効果により、営業利益は計画を上回りました。下期は事業環境の回復が想定されるものの、期初想定よりやや遅れる見込みです。年間配当は期初計画通り104円を予想しています。

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