1. 企業情報
企業名: アエリア株式会社
概要: アエリアは日本のITサービスおよびコンテンツ事業を展開する企業です。主な事業はITサービス、コンテンツ、アセットマネージメントの3つで、オンラインゲームの開発・配信、データサービス、不動産関連事業を行っています。
設立年月日: 2002年10月30日
代表者名: 小林 祐介
本社所在地: 〒107-0052 東京都港区赤坂3-7-13 赤坂HMビル
従業員数: 507人
平均年齢: 48.0歳
平均年収: 7,560千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界: Electronic Gaming & Multimedia
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: スマートフォン向けゲームの開発・配信において、独自のプラットフォームを持ち、コンテンツの多様化に対応。
- 課題: モバイルコンテンツ市場の競争が激しく、収益の安定性に課題がある。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- ITサービス事業: 安定した収益基盤の強化。
- コンテンツ事業: スマートフォン・タブレット向けモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業の強化。
- アセットマネージメント事業: 規模が小さく、事業期間の短い収益不動産を中心とした展開。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- コンテンツ事業の強化と新規事業の開発。
- 不動産事業の効率化と収益性の向上。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- モバイルコンテンツ市場の成長に伴い、ゲーム開発・配信事業が収益の中心となる。
- 不動産事業は市場の変動に影響されやすいが、規模の小ささがリスクを軽減。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- スマートフォン向けゲームの開発に注力しており、独自のプラットフォームを活用。
収益を牽引している製品やサービス:
- スマートフォン向けゲームが主力。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: 14.15
- BPS（実績）: 395.21
- PER（会社予想）: 17.67倍
- 現在の株価: 250円
- 株価評価: EPSを基にすると、現在の株価はPER 17.67倍で適正と見なせる。
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 直近10日間の株価は249円から255円の間で推移しており、50日移動平均線（252.34円）を上回る水準で安値圏に位置している。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高（過去12か月）: 19.15B
- 営業利益（過去12か月）: -42百万円
- 経常利益（過去12か月）: -52百万円
- 純利益（過去12か月）: -739百万円
- ROE（過去12か月）: -7.76%
- ROA（過去12か月）: -0.13%
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高は減少傾向、営業利益は赤字が続いている。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 4.00%
- 配当性向: 23.15%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自社株買いは行っていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は横ばいからわずかな上昇傾向。
株価への影響を与える要因:
- 決算発表後の業績悪化による売り圧力、市場の不透明な経済情勢への懸念。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
アエリアはモバイルコンテンツ市場で競争力を持つ一方で、不動産事業の収益性は低迷している。経営陣はコンテンツ事業の強化とITサービス事業の安定化を目指す。現在の株価は適正水準と見なせるが、市場の不透明な経済情勢への懸念が株価に影響を与えている。株主還元は配当で対応しており、配当性向は適切な水準を保っている。
企業情報
| 銘柄コード | 3758 |
| 企業名 | アエリア |
| URL | http://www.aeria.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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