1. 企業情報
企業名: 日本興業株式会社
証券コード: 5279
概要: 日本興業は、土木資材、景観資材、エクステリア製品を主力とする日本の企業です。主要製品としてコンクリート製品、舗装材、エクステリア製品を製造・販売しています。積水樹脂系列企業です。
事業内容:
- 土木資材事業: 土木関連製品の製造・販売
- 景観資材事業: 景観関連製品の製造・販売
- エクステリア事業: エクステリア製品の製造・販売
設立年月日: 1956年8月10日
代表者名: 山口 芳美
住所: 香川県さぬき市志度4614-13
従業員数: 405人
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性:
- 土木資材と舗装材の強みがある。
- エクステリア製品の開発にも注力している。
市場シェア:
- コンクリート2次製品市場での主要プレイヤー。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- 高付加価値製品の拡販
- CO2排出削減に貢献する低炭素型コンクリートの製品販売
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 土木資材事業: 高付加価値製品の拡販、Necoコンクリート®の製品販売
- 景観資材事業: バリアフリーペイブや透水タイプの舗装材の販売
- エクステリア事業: シャワープレイス「わんGOOシリーズ」の新製品投入
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 土木資材とエクステリア製品の市場ニーズに応え、高付加価値製品の開発に注力。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 低炭素型コンクリート「Necoコンクリート®」の開発
収益を牽引している製品やサービス:
- 土木資材と舗装材
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- 会社予想EPS: 103.43円
- 現在の株価: 866円
- PER: 8.37倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 805.96円
- 200日移動平均線: 809.34円
- 現在の株価は50日移動平均線と200日移動平均線の近くに位置しており、中立的な位置にあります。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高: 過去12か月で14.25B円
- 利益率: 利益率は2.67%
- ROE: 過去12か月で5.00%
- ROA: 過去12か月で2.14%
- キャッシュフロー: 四半期末の総キャッシュ: 1.33B円
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高は増加傾向にあり、過去3年間で24.70%増加。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 3.46%
- 配当性向: 43.64%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自社株買いの情報は提供されていません。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は860円から892円の間で変動しており、横ばい圏内。
株価への影響を与える要因:
- 業績の好調さや原材料価格の高騰などが影響を与える可能性があります。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
日本興業は土木資材とエクステリア製品の主要プレイヤーであり、持続可能な事業モデルを維持しています。技術革新にも注力しており、低炭素型コンクリートの開発で競争優位性を高めています。財務面では健全なROEとROAを維持しており、株主還元も積極的に行っています。株価は中立的な位置にあり、業績の好調さと市場ニーズの変化に応える戦略が評価されています。
企業情報
| 銘柄コード | 5279 |
| 企業名 | 日本興業 |
| URL | http://www.nihon-kogyo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
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