2025年3月期 第2四半期 決算説明資料

基本情報

  • 企業概要: 兵機海運株式会社、海運業、代表者 大東慶治
  • 説明会情報: 2025年3月期 第2四半期決算説明資料
  • 説明者: 大東慶治(代表取締役社長)
    • 新たな経営体制のもと、経営基盤の強化と企業価値の持続的向上を図る
  • 報告期間: 2025年3月期 第2四半期
  • セグメント:
    • 海運事業
    • 内航海運: 国内の港を結び、大型貨物を内航船を使って海上運送
    • 外航海運: 外航船を利用し、海外へ大型貨物を輸送
    • 港運・倉庫事業
    • 港運事業: 輸入通関取扱い件数は若干増加、輸出通関取扱い件数は為替、海上コンテナ不足及び中国経済成長の鈍化による影響もあり、減収減益
    • 倉庫事業: 他部門との共同集荷や自社倉庫満床時に危険物等を扱える外部倉庫と提携し収益拡大を目指すも、減価償却費や労務費の増加が利益を圧迫

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 営業収益: 68.5億円(前年同期比+14.1%)
    • 営業利益: 4.0億円(前年同期比+17.2%)
    • 純利益: 3.0億円(前年同期比+13.5%)
  • 進捗状況:
    • 売上高: 通期計画に対し堅調な進捗(進捗率48.9%)
    • 営業利益・純利益: 当初予想を大きく上回る進捗
  • セグメント別状況:
    • 海運事業:
    • 内航海運: 売上高3,346百万円(前年同期比97.4%)、セグメント利益218百万円(前年同期比140.8%)
    • 外航海運: 売上高841百万円(前年同期比115.1%)、セグメント利益152百万円(前年同期比196.1%)
    • 港運・倉庫事業:
    • 港運事業: 売上高1,847百万円(前年同期比61.2%)、セグメント利益-1百万円(前年同期比51.4%)
    • 倉庫事業: 売上高815百万円(前年同期比102.8%)、セグメント利益40百万円(前年同期比-5.2%)

業績の背景分析

  • 業績概要: 売上高は通期計画に対し堅調に進捗、営業利益・純利益は当初予想を大きく上回る
  • 増減要因:
    • 海運事業:
    • 内航海運: 主要荷主との運賃値上げ交渉により、コスト上昇分を取引価格に反映し増益。新規傭船先との提携や既存傭船料改定も実施。
    • 外航海運: 中国経由、中央アジア向けの大型鉱山用建機を準定期航路配船し、韓国、台湾等の近海航路へは需要に応じたスポット配船により増収増益。
    • 港運・倉庫事業:
    • 港運事業: 輸入通関取扱い件数は若干増加。輸出通関取扱い件数は為替、海上コンテナ不足及び中国経済成長の鈍化による影響もあり、減収減益
    • 倉庫事業: 他部門との共同集荷や自社倉庫満床時に危険物等を扱える外部倉庫と提携し収益拡大を目指すも、減価償却費や労務費の増加が利益を圧迫。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 今期の営業方針:
    • 生産性向上:一人当たりの利益額増加と業務の効率化(コスト削減)
    • 適正利潤:各種コストの上昇を踏まえた、価格改定交渉の継続
    • 複合サービス:4セグメントを複合した競争力のあるサービスの提案
  • 進行中の施策:
    • 内航海運: 当社所属の新造船が11月に就航を予定し、さらなる輸送力向上と安定サービスの提供体制を強化。一部顧客のモーダルシフト(トラック輸送からCO2排出量の少ない船舶輸送への転換)推進による新規需要取り込み。
    • 外航海運: 中国経由、中央アジア向け大型鉱山用建機輸送をメインとした準定期航路を確立。中央アジア向け以外の大型鉱山用建機受注にも営業注力。国際複合輸送事業は、東南アジア代理店の新規開拓によるネットワーク構築を推進。
    • 港運事業: 海上コンテナ不足や中国発着貨物の通関取扱い件数の鈍化による厳しい環境の継続。適正な価格転嫁および協力会社とのネットワークを強化。2025年春開幕の大阪・関西万博関連需要およびカジノ施設建設の新規案件の動向に注視し、港運・倉庫一体となった営業活動を実施。
    • 倉庫事業: 神戸地区、姫路地区における危険物倉庫については堅調に推移。神戸地区危険物倉庫において、屋外保管となるISOタンクコンテナの集荷営業を強化。設備機材の償却負担の増加や将来を見据えた自社作業員の増員・養成のための労務費増加による負担増。
  • セグメント別施策: 上記参照

将来予測と見通し

  • マクロ経済の影響:
    • 国内景気は段階的な物価上昇が継続すると予想
    • 実質賃金の引上げと企業間の価格転嫁の可否が国内経済活性化のポイントと認識
    • 米国新大統領の経済や安全保障政策が通商取引に与える影響、中東情勢の緊迫化、およびウクライナ紛争の長期化がもたらす地政学リスクの高まりによるグローバル経済の不安定化など予断を許さない状況が継続することを予想

配当と株主還元

  • 配当方針: 企業業績および今後の事業展開を勘案した安定的かつ積極的な配当。安定配当を基本とし、EPS(1株当たり当期純利益)が100円を上回る場合は、配当性向30%以上または1株当たり50円のいずれか高い基準での配当を実施
  • 配当実績:
    • 2022年3月期:92円
    • 2023年3月期:115円
    • 2024年3月期:130円
    • 2025年3月期:107円(配当性向30%以上を計画)

製品やサービス

  • サービス:
    • 内航海運事業:国内の港を結び、大型貨物を内航船を使って海上運送
    • 外航海運事業:外航船を利用し、海外へ大型貨物を輸送
    • 港運事業:沿岸荷役、輸出入通関
    • 倉庫事業:倉庫保管、3PLサービス

重要な注記

  • 会計方針: 2024年3月に連結子会社 K.S.LINES S.A.を解散したことにより、2024年3月期より単体決算に移行。
  • リスク要因: 本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ環境や当社の関連する業界動向等により変動することがあります。
  • その他:
    • 2024年4月時点の当社グループ女性船員数5名(うち2024年4月入社1名)
    • 2025年春開幕の大阪・関西万博関連需要およびカジノ施設建設の新規案件の動向に注視

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9362
企業名 兵機海運
URL http://www.hyoki.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。

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