決算説明：ジャパン・ティッシュエンジニアリング（7774）

2025年３月期 第３四半期 決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング (J-TEC)
  • 主要事業分野: 再生医療
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年1月31日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年3月期 第3四半期 (2024年10月～12月)
• セグメント:
  • 再生医療製品事業:
  • 再生医療受託事業:
  • 研究開発支援事業:

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 1,706百万円 (前年同期比4.4%減)
  • 営業利益: △331百万円 (前年同期比-280百万円)
  • 経常利益: △330百万円 (前年同期比-279百万円)
  • 当期純利益: △350百万円 (前年同期比-296百万円)
• 進捗状況:
• セグメント別状況:
  • 再生医療製品事業: 売上高656百万円 (前年同期比10.1%増)
  • 再生医療受託事業: 売上高477百万円 (前年同期比24.8%減)
  • 研究開発支援事業: 売上高172百万円 (前年同期比2.7%減)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 3Qは、ジェイス重症熱傷の症例減少や、受託事業収益の後ろ倒しにより減益。4Qにはジェイス重症熱傷の症例増加、受託事業の収益計上により、4Qおよび下半期としても黒字を見込む。
• 増減要因:
  • 営業利益: 帝人からの受託収入後ろ倒しと助成金減少により営業利益は280百万円減
  • 売上高: 再生医療製品事業と一般顧客からの受託事業は売上が伸長
• リスク要因:
  • ジャスミンの保険収載の遅れ
  • 帝人リジェネット (株)のCDMO収益の後ろ倒し
  • オキュラルの治療遅延
  • ラボサイトの皮膚感作性試験(EpiSensA) の販売遅延

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 成長戦略:
    • 皮膚領域
    • 軟骨領域
    • 新規領域
    • 再生医療受託事業
    • 研究開発支援事業
    • 基盤構築
• 進行中の施策:
  • きずときずあとのクリニックとの提携
  • VC Cell Therapy社との資本業務提携
  • LabCyte EPI-MODEL: EpiSensA向けの海外展開
  • シスメックス株式会社とのオープンイノベーション
• セグメント別施策:
  • 再生医療製品事業:
    • ジャスミン: 販売体制が整い、3例の受注を獲得、以降の販売拡大を見込む
    • Allo-JaCE03: 来期での承認申請計画が順調に進捗中
    • きずときずあとのクリニックと提携し、自家培養表皮移植術の自由診療展開
    • ジャックのOA適応拡大は24年6月に承認申請完了、来期での上市の準備が着実に進行
  • 再生医療受託事業:
    • (株)VC Cell Therapy社との資本業務提携
    • 新たなCDMO事業展開
  • 研究開発支援事業:
    • EpiSensAの海外展開が順調に進捗 (インドを皮切りに主要市場である欧米への展開)
    • 新製品開発・上市計画も進捗中
  • 基盤構築:
    • 製造・品質管理工程の機械化・自動化に向けた、シスメックス社との提携

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 次期業績予想: 売上高2,500百万円、営業利益△200百万円
  • 下期(2024年10月-2025年3月) も黒字の見通し
• 中長期計画:
  • 来期より黒字へ復帰・継続の見込み

製品やサービス

• 製品:
  • ジェイス
  • ジャスミン
  • ジャック
  • ネピック
  • オキュラル
  • 自家CAR-T細胞
• サービス:
  • CDMO事業
• 協業・提携:
  • きずときずあとのクリニック
  • VC Cell Therapy社
  • シスメックス株式会社
  • Shiven Biotech社

重要な注記

• リスク要因:
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