企業情報
企業名: ユニバーサルエンターテインメント株式会社
概要:
ユニバーサルエンターテインメントは、パチスロとパチンコ機の研究、開発、製造、販売を主要事業として行っています。また、統合型リゾート（IR）事業では、フィリピンのオカダマニラでカジノ、ホテル、飲食、小売、リース、エンターテインメント、不動産開発などを手掛けています。旧社名はアルゼ株式会社で、2009年11月に現在の社名に変更しました。
事業内容:
- 遊技機事業: パチスロ、パチンコ機器の開発、製造、販売
- 統合型リゾート（IR）事業: フィリピンにおけるカジノ、ホテル、飲食、小売、リース、エンターテインメント、不動産開発
設立年月日: 1969年6月26日
代表者名: 岡田知裕
従業員数: 6,983人
住所: 東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルA棟
証券コード: 6425
業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: パチスロ機の市場シェアが高い。フィリピンのカジノリゾート事業でIR事業のパイオニアとしての地位を確立。
- 課題: パチンコ市場の成長が鈍化し、新機種の販売に期待がかかる。フィリピンのカジノ市場のVIP客数の落ち込みが続いている。
経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- 遊技機事業: スマートパチスロの普及と市場環境の活性化を期待。
- 統合型リゾート（IR）事業: オカダマニラの来場者数増加と施設の魅力向上を目指す。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 遊技機事業: 新機種の市場投入と型式試験の適合率向上。
- 統合型リゾート（IR）事業: ゲーミングと非ゲーミング事業の一体化による施設の魅力向上。
事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 持続可能性: 遊技機事業では、スマートパチスロの普及が市場の成長を促す。IR事業では、オカダマニラの来場者数増加が収益の柱となる。
技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 技術革新: スマートパチスロ、スマートパチンコの開発に注力。
- 主力製品: スマートパチスロ、パチンコ機器
株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: 10.32
- BPS（実績）: 4,771.28
- PER（会社予想）: 97.38倍
- 現在の株価: 1,005円
- 評価: 高PERであることから、成長性に期待がかかっているが、株価との比較では割高感がある。
テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均: 1082.44円
- 200日移動平均: 1278.48円
- 現在の株価: 1,005円
- 分析: 現在の株価は50日移動平均と200日移動平均の両方よりも低いため、安値圏にあると評価できる。
財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上（過去12か月）: 126.33B
- 利益（過去12か月）: -15.57B
- ROE（過去12か月）: -4.11%
- ROA（過去12か月）: 0.30%
- キャッシュフロー（直近四半期）: 24.07B
- 負債/資産比率（直近四半期）: 50.70%
- 分析: 売上は減少傾向にあるが、負債負担能力は高め。ROEは負の値で、株主資本の効率性は低い。
株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 未定
- 配当性向: 29.01%
- 分析: 配当性向は比較的高めで、株主還元に積極的。
株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価: 1005円（前日終値）から1009円まで上昇傾向
- 分析: 直近10日間で株価は上昇傾向にある。
株価への影響を与える要因:
- イベント: 決算発表、IR事業の業績、市場環境の変化など
総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- 企業の強み: パチスロ市場のシェアが高い、IR事業のパイオニアとしての地位。
- 課題: パチンコ市場の成長鈍化、フィリピンのカジノ市場の落ち込み。
- 株価評価: 高PERだが、株価との比較では割高感がある。
- 財務状況: 負債負担能力は高めだが、ROEは低い。
- 株主還元: 配当性向は高めで、株主還元に積極的。
企業情報
| 銘柄コード | 6425 |
| 企業名 | ユニバーサルエンターテインメント |
| URL | http://www.universal-777.com |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
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