決算説明：Ubicomホールディングス（3937）

2025年３月期第３四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社Ubicomホールディングス (東証プライム: 3937)
  • 主要事業分野: メディカル事業、テクノロジーコンサルティング事業
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月6日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年3月期 第3四半期
• セグメント:
  • メディカル事業: 医療機関向け経営支援ソリューションの提供
  • テクノロジーコンサルティング事業: ラボ型開発パートナーシップ・オフショア移管コンサルティング

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 4,741百万円 (前年同期比 +7.8%)
  • 営業利益: 997百万円 (前年同期比 +29.0%)
  • 経常利益: 991百万円 (前年同期比 +38.3%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 694百万円 (前年同期比 +50.6%)
• 進捗状況:
  • 当期純利益は通期での予算1,000百万円に対し694百万円を達成、進捗率約70%。
• セグメント別状況:
  • メディカル事業: 売上高1,272百万円 (売上高構成27%)、営業利益831百万円 (営業利益構成65%)
  • テクノロジーコンサルティング事業: 売上高3,468百万円 (売上高構成73%)、営業利益442百万円 (営業利益構成35%)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全項目において、第3四半期における過去最高を更新。
  • 当期純利益の改善によるROE(自己資本利益率)の向上により、経営効率の改善と株主価値の最大化に向けた取組みが着実に進展。
• 増減要因:
  • メディカル事業: AI×サブスクモデルを活用したMightyシリーズのパッケージ販売に係るストックの拡大、「MightyChecker」シリーズの旧製品から新製品への切替によるユーザー単価アップ。
  • テクノロジーコンサルティング事業: APAMANグループを含む新規プロジェクトのスタート、前期3Qに発生したSler関連案件の時期ずれが解消。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • メディカル事業: 「Mighty」シリーズの新規ユーザー獲得と既存ユーザーのリプレイスの推進。
  • テクノロジーコンサルティング事業: 収益向上のための施策の推進。
• 進行中の施策:
  • メディカル事業:
    • 営業体制の強化
    • 遠隔サービスプラットフォーム
  • テクノロジーコンサルティング事業:
    • 稼働率アップ
    • コンサルティング営業をスタート
    • AI高度人材(高単価)でのビジネス拡大
    • 海外大手企業受注
    • 国内外パートナー企業との提携
• セグメント別施策:
  • メディカル事業:
    • 「Mighty QUBE® Hybrid」受注拡大に向けた施策
    • 「MightyChecker® EX」受注拡大に向けた施策

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年3月期（計画）: 売上高6,700百万円、営業利益1,500百万円、経常利益1,518百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円
• 中長期計画:
  • 第2成長フェーズ(中長期ビジョン)新規参入マーケットへの参入。

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 安定的な株主への利益配分を目指す。
  • 業績の成長と戦略的投資のバランスを取りながら、配当額を前期の約3倍に引き上げ実施。
  • 2025年3月期の1株当たりの配当金を40円とし、今期以降、安定配当+業績配当にて高配当を目指す。
  • キャッシュ・アロケーション方針を見直し、成長に向けた投資と増配による株主還元の充実を図る。
• 配当実績:
  • 2024年3月期: 1株当たり13円
  • 2025年3月期: 1株当たり40円（予定）

製品やサービス

• 製品:
  • Mightyシリーズ (AI×サブスクモデル)
  • Mighty QUBE® Hybrid
  • MightyChecker® EX
• サービス:
  • 医療機関向け経営支援ソリューション
  • ラボ型開発パートナーシップ
  • オフショア移管コンサルティング
  • 遠隔サービスプラットフォーム
• 協業・提携:
  • 株式会社エーシーエス
  • 株式会社パシフィックメディカル
  • 大手医療人材派遣企業

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