決算説明：テラプローブ（6627）

2024年12月期 決算説明資料

基本情報

• 企業概要: 株式会社テラプローブ、半導体テスト事業を主とする企業、代表者 横山 毅
• 報告期間: 2024年12月期

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 37,108百万円（YoY +4.8%）
  • 営業利益: 6,949百万円（YoY -3.3%）
  • 経常利益: 7,005百万円（YoY -5.5%）
  • 純利益: 3,509百万円（YoY -14.3%）
  • 4Q (QoQ):
  • 売上高: 8,998百万円（▲2.5%）
  • 営業利益: 1,464百万円（▲13.0%）
  • 経常利益: 1,615百万円（+8.3%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 935百万円（+23.8%）
• セグメント別状況:
  • 在庫調整により車載向けが低迷するも、CPU・GPUは回復
  • 4Q: 売上高 90.0億円（QoQ -2.3億円、-3%）、営業利益 14.6億円（QoQ -2.2億円、-13%）、親会社株主に帰属する当期純利益 9.4億円（QoQ +1.8億円、24%）

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 通期で過去最高売上高を達成
  • 償却費、用力費の増加により売上総利益率、営業利益率減少
  • 既存テスタの稼働が低下、各種費用の増加により営業利益減少
• 増減要因:
  • 売上高減少と償却費増加に伴い、営業利益減少
  • 車載向けは在庫調整により受託量減少、CPU・GPUは回復
  • 3Qに実施した投資に関する減価償却の開始
  • 車載向けは3Qから在庫調整影響あるも前年比増加
  • 先端テスタへの新規投資
  • 人員増

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • サーバー向け製品の増加により減少幅抑制
  • 既存設備の稼働率低下による営業利益減少
• 進行中の施策:
  • CPU・GPU向けテスタの継続投資と国内でのCIS向け投資

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年12月期 上期
  • 売上高: 190.0億円（YoY +1.2%、1H）
  • 営業利益: 38.1億円（YoY +0.1%、0%、1H）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 13.5億円（YoY -4.7億円、-26%、1H）
  • 車載の調整続くが、サーバー向け、AI関連製品の増加により売上高拡大
  • 車載は在庫調整により減少、サーバー向け、AI関連製品の増加
  • 売上高増加により利益増加

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 【単体基準】から【連結基準】へ変更
  • 企業価値の向上に必要な事業基盤の強化のための設備投資や財務体質の健全性を実現しつつ、収益状況に応じて行う
  • (連結)当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)の30%程度
• 配当実績:
  • 配当性向(連結): 2022年15.7%、2023年24.4%、2024年28.5%
  • 配当性向(単体): 2022年29.4%、2023年36.3%、2024年38.0%
  • 1株当たり配当金: 110円

製品やサービス

• 製品:
  • 半導体テスト事業 (ウエハテスト / ファイナルテスト等)
  • Analog other、CIS、MCU-SOC、Memory(DRAM+Flash)

重要な注記

• リスク要因:
  • 本資料に記載された内容は、発表時点において一般に認識されている経済社会等の情勢及び弊社が合理的と判断した一定の前提に基づいて作成されており、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される可能性があります。
• その他:
  • 2025年の取り組み: AI半導体、ならびに関連製品のテスト強化、半導体産業支援によって増加するビジネス機会の取り込み、日台両拠点で保有テスタの有効活用と投資の最適化、台湾における先端生産技術(自動化、AI導入)のブラッシュアップと九州事業所への水平展開
  • 2025年1月 九州新事務棟竣工

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企業情報

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