ドリームインキュベータ (証券コード:4310) 分析レポート
現在の株価の評価
EPSに基づく評価
- EPS（会社予想）: 非公開
- 現在の株価: 3,335円
- PER（会社予想）: 非公開
BPSに基づく評価
- BPS（実績）: 1,542.14円
- 現在の株価: 3,335円
- PBR（実績）: 2.16倍
BPSに基づく評価では、現在の株価はBPSの1.54倍となっており、BPSの2倍を超えているため、割安評価となる可能性がある。
テクニカル分析
高値・安値分析
- 52週高値: 3,415円
- 52週安値: 1,690円
- 現在の株価: 3,335円
現在の株価は52週高値から約4%低く、52週安値から約90%高く、中間レベルに位置している。
移動平均線
- 50日移動平均線: 2,615.80円
- 200日移動平均線: 2,439.35円
株価は200日移動平均線を下回っており、中長期的には下降トレンドにあるが、50日移動平均線を上回っており、短期的には上昇トレンドにある。
財務諸表分析
収益性
- 過去12か月売上高: 58億円
- 過去12か月営業損失: 19.66億円
- 過去12か月純損失: 1.847億円
財務安全性
- 自己資本比率（実績）: 86.0%
- 総資産: 15,963百万円
キャッシュフロー
- 過去12か月営業キャッシュフロー: 6.1億円
- 過去12か月自由現金流: 14億円
業界のポジションと市場シェア
ドリームインキュベータはベンチャー投資とビジネスプロデュースに強みを持つ企業であり、特にM&Aとビジネスコンサルティングにおいて高い評価を受けている。電通グループの持分適用会社であり、アジア市場に強みを持つ。
経営戦略と重点分野
ビジネスプロデュース
大企業向けの事業創造支援、成長戦略立案支援、M&Aファイナンシャルアドバイザリー、ファンド運営など。
ベンチャー投資
スタートアップ企業への投資育成。
事業モデルの持続可能性
事業モデルは多角化しており、ベンチャー投資は売却による収益化が期待される。ビジネスプロデュースセグメントは安定した収益が見込める。
技術革新と主力製品
ベンチャー投資は技術革新の推進力となるが、投資先の売却による収益化が主力。ビジネスプロデュースセグメントはITサービスが中心。
株主還元と配当方針
配当
- 配当利回り（会社予想）: 12.68%
- 1株配当（会社予想）: 423円
配当は行われていないが、予想配当は高く、株主還元に積極的である。
株価モメンタムと投資家関心
出来高
- 最新出来高: 112,900株
信用倍率
- 信用買残: 2.74倍
投資家は買い気配が強いが、信用倍率は2.74倍とやや高め。
総評
ドリームインキュベータはベンチャー投資とビジネスプロデュースに強みを持つ企業であり、特にM&Aとビジネスコンサルティングにおいて高い評価を受けている。現在は株価がBPSの2倍を超えているため、割安評価となる可能性がある。また、事業モデルは持続可能であり、特にビジネスプロデュースセグメントは安定した収益が見込める。株主還元は積極的であり、配当利回りも高めである。テクニカル分析では短期的には上昇トレンドにあるが、中長期的には下降トレンドにある。
注: 本レポートは情報提供を目的としており、投資助言を目的とするものではありません。投資にはリスクが伴い、実際の投資判断は個々の状況を考慮して行うべきです。
企業情報
| 銘柄コード | 4310 |
| 企業名 | ドリームインキュベータ |
| URL | http://www.dreamincubator.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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