企業情報
企業名: Cominix Co.,Ltd.
概要: Cominixは、主に切削工具、耐摩耗工具、光学製品、精密測定機器、ツールシステム、周辺機器、環境機器を販売する専門商社です。1945年に設立され、本社は大阪にあります。主に自動車部品加工メーカー向けの製品に強みを持っています。
事業内容: 切削工具、耐摩耗工具、海外事業、光学製品、eコマース、その他
市場区分: スタンダード（内国株式）
17業種区分: 商社・卸売
33業種区分: 卸売業
Industry: Tools & Accessories
Sector: Industrials
住所: 〒541-0054 大阪市中央区南本町1-8-14 JRE堺筋本町ビル
代表者名: 柳川 重昌
設立年月日: 1950年5月16日
従業員数: 469人
平均年齢: 37.9歳
平均年収: 6,590千円
業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性: Cominixは主に自動車部品加工メーカー向けの切削工具や耐摩耗部品に強みを持っており、これらの分野で高いシェアを有しています。
課題: 業界全体の成長が鈍化していることや、新興国の市場動向の不確実性などがあります。
経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略: 中期経営計画では、新中長期経営計画ローリングプラン (FY76-FY80) を掲げています。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 主要な事業分野である切削工具、耐摩耗工具、海外事業、光製品事業に注力し、これらの分野での成長と効率化を推進しています。
事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力: Cominixは主にB2Bの商社モデルを採用しており、市場ニーズの変化に柔軟に対応できるビジネスモデルを持っています。
技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性: 技術革新については、特に光学製品や精密測定機器の分野で独自の技術開発を進めています。
収益を牽引している製品やサービス: 主力製品は切削工具、耐摩耗工具、光学製品です。
株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較: 現在の株価は901円で、EPSは89.39円です。業界平均PERが10.1倍に対して、現在のPERは10.07倍とほぼ同水準です。BPSは1,137.10円で、配当利回りは3.89%です。
テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か: 52週高値は969円、52週安値は790円です。現在の株価は901円で、中間水準に位置しています。50日移動平均は894.68円、200日移動平均は886.74円です。
財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上: 過去12か月で28.644億円（前年比-6.90%減）
- 利益: 営業利益752百万円、経常利益413百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益213百万円
- ROE: 過去12か月で4.85%
- ROA: 過去12か月で1.57%
- キャッシュフロー: キャッシュフロー計算書は作成されていない
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する: 過去数年間で売上高は減少傾向にあり、利益も減少しています。ROEとROAは比較的安定しています。
株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析: 配当利回りは3.89%で、年間配当予想は35円です。配当性向は43.52%です。
自社株買いなどの株主還元策: 自社株買いは行われていません。
株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）: 直近10日間の株価は横ばいからわずかな上昇傾向です。
株価への影響を与える要因: 業績予想、世界経済の動向、中国経済の動向、金融政策、ウクライナ紛争などがあります。
総評
Cominixは主に自動車部品加工メーカー向けの専門商社として、切削工具、耐摩耗工具、光学製品に強みを持っています。業界内での競争優位性はありますが、市場全体の成長鈍化や新興国の市場動向の不確実性など課題もあります。中期経営計画では、主要事業分野での成長と効率化を推進しています。技術革新も進めており、主力製品は切削工具、耐摩耗工具、光学製品です。株価は52週高値と安値の間を行き来しており、現在の株価は中間水準です。財務面では売上と利益が減少傾向にあり、ROEとROAは比較的安定しています。株主還元は配当により行っており、配当利回りは3.89%です。
企業情報
| 銘柄コード | 3173 |
| 企業名 | Cominix |
| URL | https://www.cominix.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
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