1. 企業情報
- 企業名: フェニックスバイオ
- 設立: 2002年3月
- 本社: 広島県東広島市
- 事業内容: PXBマウス（ヒト肝細胞置換マウス）の生産と受託試験サービス
- 特徴: 広島大学発のバイオベンチャー、独自のPXBマウスを用いた創薬支援事業
2. 業界のポジションと市場シェア
- 創薬支援サービス市場における独自のポジショニング
- ヒト肝細胞置換マウス（PXBマウス）の独自技術で差別化
- 主に欧米製薬会社への販売に注力
3. 経営戦略と重点分野
- 創薬支援サービスの拡大
- PXBマウス・PXB-cellsの販売強化
- 海外市場（特に欧米）への展開
4. 事業モデルの持続可能性
- 製薬企業の外部委託ニーズの高まりを追い風に
- 技術革新と市場ニーズへの適応が課題
5. 技術革新と主力製品
- 主力製品: PXBマウス、PXB-cells
- 遺伝子治療、NASH/NAFLD薬開発、抗ウイルス治療等の研究支援
- 独自の humanized liver モデルが強み
6. 株価の評価
- 現在株価: 373円
- BPS: 408.84円
- PBR: 0.91倍（低評価）
- EPS: -69.00円
7. テクニカル分析
- 52週高値: 809円
- 52週安値: 318円
- 現在の株価は中間帯に位置
- 直近の株価は下降トレンド
主要財務指標
- 売上高: 1,715百万円（前期比19.3%減）
- 営業利益: 11百万円（前期比97.8%減）
- ROE: 1.58%
- 自己資本比率: 65.7%
9. 株主還元と配当方針
- 現時点で配当なし
- 配当利回り: 0%
- 内部留保を重視
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価は不安定
- 平均出来高: 約90,760株/10日
- 機関投資家保有比率: 7.42%
11. 総評
フェニックスバイオは、独自の創薬支援技術を持つ有望なバイオベンチャーだが、収益性と株価の面で課題を抱えている。技術力は高く評価されるものの、安定した収益モデルの確立が今後の成長の鍵となる。
企業情報
| 銘柄コード | 6190 |
| 企業名 | フェニックスバイオ |
| URL | https://phoenixbio.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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