1. 企業情報
企業名: アクモス株式会社
概要: アクモス株式会社は日本の情報技術(IT)ソリューションおよびサービスを提供する企業です。セキュリティサービス、トレーニングソリューション、セキュリティ診断サービス、リモートアクセス、ファイアウォール構築、アンチウイルス、デスクトップ仮想化、サーバーネットワークサービスなどを提供しています。また、災害防止サービスも提供しています。
事業内容: ITソリューション62(11)、ITインフラ16(18)、ITサービス22(7)
設立年月日: 1991年8月23日
代表者名: 清川 明宏
住所: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-21-19 東急虎ノ門ビル
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性: アクモス株式会社は日本のITソリューション市場において、幅広いサービスを提供する企業として知られています。特にセキュリティサービスとITインフラ構築において高い競争力を持ちます。
課題: 人件費やその他経費の増加により、利益率が低下していることが課題です。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略: 中期経営計画2027において、最終年度の連結売上高100億円到達を目指しています。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 新卒採用の強化、人財への投資、累進配当の導入、ITソリューション事業の強化。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力: アクモス株式会社は多様なITソリューションを提供しており、市場ニーズの変化に適応する能力が高いと言えます。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性: 技術革新については詳細な情報が提供されていませんが、セキュリティサービスやITインフラ構築において独自性の高い技術を開発している可能性が高い。
収益を牽引している製品やサービス: ITソリューション、ITインフラ、ITサービスが主力製品と見られます。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS(会社予想): 45.55
- BPS(実績): 299.93
- 現在の株価: 538.0円
- PER(会社予想): 11.81倍
現在の株価はEPSを基準にすると割安と判断できます。
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 516.70円
- 200日移動平均線: 531.91円
- 株価: 538.0円
現在の株価は50日移動平均線と200日移動平均線の両方を上回っており、高値圏に位置しています。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高(過去12か月): 63億円
- 利益率(過去12か月): 5.01%
- ROE(過去12か月): 10.54%
- ROA(過去12か月): 6.71%
過去数年分の比較では、売上高は増加傾向にあり、利益率も安定しています。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り(会社予想): 4.65%
- 配当性向: 50%超
高い配当利回りと適度な配当性向により、株主還元に積極的です。
自社株買いなどの株主還元策:
詳細な情報は提供されていませんが、株主還元に積極的な姿勢が見られます。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向(上昇・下降の勢い):
直近10日間の株価は上昇傾向にあり、特に3月18日以降は上昇が顕著です。
株価への影響を与える要因: 業績の好調さ、経営陣の明確な戦略、株主還元の積極性などが影響を与えています。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
アクモス株式会社は日本のITソリューション市場において高い競争力を持ち、幅広いサービスを提供しています。経営陣は中期的な目標を掲げ、新卒採用の強化や人財への投資により事業の持続可能性を高めています。財務面では安定した利益率とROE、ROAを維持しており、株主還元にも積極的です。株価は高値圏に位置しており、技術革新や市場ニーズへの適応力も高いと言えます。全体的に、アクモス株式会社は投資価値の高い企業であると評価できます。
企業情報
銘柄コード | 6888 |
企業名 | アクモス |
URL | http://www.acmos.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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