1. 企業情報
- 企業名: 芙蓉総合リース株式会社
- 事業内容: 芙蓉総合リースは、日本国内および国際的にリースおよび割賦販売事業を展開しています。主にIT、オフィス機器、産業機械、不動産などのリースを行い、商業設備、医療機器などの販売も行っています。また、金融商品への投資や貸付、BPO、モビリティ、環境関連事業、太陽光発電事業にも取り組んでいます。
- 設立年月日: 1969年5月1日
- 市場区分: プライム（内国株式）
- 業種: その他金融業
- 本社所在地: 東京都千代田区麹町5-1-1 住友不動産麹町ガーデンタワー
- 代表者名: 織田 寛明
2. 業界のポジションと市場シェア
- 競争優位性: 芙蓉総合リースは、みずほ系のリース大手として、設備投資・調達や不動産リースに強みを持っています。また、再生可能エネルギー投資やBPOサービスの拡充にも注力しています。
- 課題: 市場競争が激化する中で、持続可能な成長を実現するためには、技術革新や新しいビジネスモデルの開発が必要です。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営戦略: 芙蓉総合リースは、再生可能エネルギー投資やBPOサービスの拡充を通じて、持続可能な成長を目指しています。
- 中期経営計画: 具体的な施策として、環境関連事業やモビリティ事業の強化を図っています。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: リースおよび割賦販売を中心に、金融商品への投資や貸付、BPO、環境関連事業など多岐にわたる事業を展開しています。
- 市場ニーズの変化への適応力: 再生可能エネルギーや環境関連事業への投資を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 環境関連技術の導入やBPOサービスの拡充に注力しています。
- 主力製品・サービス: IT機器や産業機械のリース、不動産リース、再生可能エネルギー事業などが収益を牽引しています。
6. 株価の評価
- EPS: 1,495.44円
- BPS: 14,702.21円
- PER: 7.99倍（業界平均PER: 10.3）
- PBR: 0.81倍（業界平均PBR: 0.9）
- 現在の株価は、業界平均と比較して割安感があります。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近の株価は11,955円で、年初来高値14,310円、年初来安値9,800円の間に位置しています。
- 現在の株価は、年初来高値に比べて低い水準にあります。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 708,538百万円（過去12か月）
- 営業利益: 60,046百万円
- 純利益: 47,219百万円
- ROE: 11.83%
- 自己資本比率: 12.7%
- 売上高や利益は増加傾向にありますが、自己資本比率は低めです。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り: 3.76%
- 配当性向: 37.05%
- 1株配当: 450.00円
- 安定した配当政策を維持しています。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近の変動傾向: 株価はやや上昇傾向にありますが、年初来高値には届いていません。
- 影響要因: 再生可能エネルギー事業やBPOサービスの拡充が投資家の注目を集めています。
11. 総評
芙蓉総合リース株式会社は、リースおよび割賦販売を中心に多岐にわたる事業を展開しており、特に再生可能エネルギーやBPOサービスに注力しています。株価は業界平均と比較して割安感があり、安定した配当政策を維持しています。財務状況は安定しており、今後の成長が期待されますが、競争が激化する中で技術革新や新しいビジネスモデルの開発が重要です。
企業情報
| 銘柄コード | 8424 |
| 企業名 | 芙蓉総合リース |
| URL | http://www.fgl.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融（除く銀行） – その他金融業 |
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