決算説明：六甲バター（2266）

2024年12月期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 六甲バター株式会社
  • 主要事業分野: チーズ等の食品製造販売
  • 代表者名: 代表取締役会長 三宅宏和、代表取締役社長兼CEO 塚本浩康
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年3月6日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2024年12月期

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 429億円 (前年同期比▲13億円)
  • 営業利益: 18億円 (前年同期比+12億円)
  • 経常利益: 19.57億円 (前年同期比+13.05億円)
  • 当期純利益: 10.41億円 (前年同期比+5.95億円)
  • 1株当たり利益: 20円
  • 前年同期比: 増収増益
• 進捗状況:
  • 売上高は計画比で減収、営業利益は計画と同程度
• セグメント別状況:
  • チーズ部門: 419.42億円 (前年同期比▲1%)
  • ナッツ部門: 6.36億円 (前年同期比+4%)
  • チョコレート部門: 0億円 (前年同期比▲100%)
  • デザート・その他部門: 3.44億円 (前年同期比+41%)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は、上半期は比較的堅調に推移したが、猛暑の影響等から年度後半に想定以上の販売量減となり、計画を下回った。
  • 営業利益は、2022年度に実施した価格改定が定着、さらに原料価格も比較的低水準に抑えられたことで利益率が大幅改善。
  • 販売量減と再度の円安進行で年度後半にかけ利益率は減少傾向。
• 増減要因:
  • 売上高: 猛暑の影響による販売量減
  • 営業利益: 価格改定の定着、原料価格の低下、販売量減と円安進行
• 競争環境:
  • 国内トップブランドとして抜群の知名度
  • 家庭用プロセスチーズ国内購買金額シェア14年連続No.1
  • ベビーチーズシェア約6割・年間生産2億本以上
• リスク要因:
  • 猛暑の影響による販売量減
  • 販売量減と円安進行

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • ブランド力×企画開発力×事業基盤=六甲バター
  • 「開発先導型活力企業」を標榜
  • 2030年になりたい姿=高付加価値創造企業
  • 2025年-2027年を第1ステージとし、事業成長と基盤強化を推進
• 進行中の施策:
  • 株式会社ミツヤグループ本社の株式49%取得
  • ベトナム製造拠点立上げ準備進捗
  • 万博での植物性製品PR準備
  • オーツミルク・チーズアイス等の拡大
  • 新基幹システム2025年立上げ予定
  • 九州デポ開設(物流2024年問題対応)
• セグメント別施策:
  • チーズ部門: 業務用チーズの拡大
  • オーツミルク・チーズアイス・植物性商品等: 本格展開・販路拡大

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 435億円 (前期比+1%)
  • 営業利益: 10億円 (前期比▲46%)
  • 当期純利益: 6億円 (前期比▲42%)
  • 売上高営業利益率: 2.3%
  • 1株当たり配当金: 20円
• 中長期計画:
  • 2027年売上高目標: 620億円
  • 2027年営業利益目標: 43億円
  • ROE目標: 8%以上
• マクロ経済の影響:
  • 価格改定による一時的な需要減
  • 価格改定前の原料価格悪化影響
  • 大阪・関西万博出展費用計上

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 2024年12月期は1株当り20円の普通配当を実施予定
  • 自己株式取得は足元の株価動向等を総合的に勘案し実施せず
  • 2025年度は業績動向等も踏まえながら株主還元の基本方針について改めて検討
• 配当実績:
  • 2023年12月期: 20円 (普通配当)
  • 2022年12月期: 15円 (普通配当) + 5円 (記念配当)
• 特別配当: なし

製品やサービス

• 製品:
  • 主要製品: ベビーチーズ、チーズデザート、Pシュレッド、オーツミルク「OATSIDE」、ナッツ類、プルーン
  • 新製品: 2025年春夏新商品として、ベビーチーズ（炙り明太子風味、ゆず胡椒入り）、チーズデザート6P（白桃&アールグレイ）、ひとくちチーズデザートあまおう苺、Pシュレッド150g（パッケージリニューアル、のびーるタイプ）、有機栽培ナッツ&フルーツ100g、はちみつ入りプルーン140g、黒酢入りプルーン140g
• サービス:
  • QBB PLANT MADEシリーズの家庭用第二弾、『Pシュレッド のびーるタイプ』の販売
  • 万博において、ALL植物性のメニューを提供するレストラン『QBB これもいいキッチン』を出店
• 協業・提携:
  • 株式会社ミツヤグループ本社の発行済株式の内49%を取得

重要な注記

• リスク要因:
  • 価格改定による一時的な需要減
  • 価格改定前の原料価格悪化影響
  • 大阪・関西万博出展費用計上
  • 為替変動
  • 原料価格高騰
• その他:
  • 2024年6月に「ビジョン2030・中期経営計画2027」をリリース
  • 東京マラソン・東京レガシーハーフマラソンに協賛
  • 神戸マラソンに協賛
  • QBBチーズデザート6P 15周年施策として、楽曲タイアップショートドラマの配信、サンプリングイベントの実施
  • 神戸工場見学について、見学申込み最小人数が2名となり、利用しやすくなった。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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