1. 企業情報
企業名: 内外テック株式会社
概要: 内外テックは、空気圧機器、真空機器、機械、電気・電子機器、その他ツールの購入、輸入、輸出、販売を行っています。半導体製造装置、FPD製造装置、計測機器、環境・エネルギー関連機器など幅広い製品を提供しています。また、組立、受託製造、保守サービスも提供しています。1961年に設立され、東京に本社を置いています。
事業内容: 販売91(3)、受託製造9(0)
市場区分: スタンダード（内国株式）
17業種区分: 商社・卸売
33業種区分: 卸売業
Industry: Electrical Equipment & Parts
Sector: Industrials
住所: 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル
代表者名: 岩井田 克郎
設立年月日: 1961年6月1日
従業員数: 503人
平均年齢: 43.1歳
平均年収: 5,110千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性: 内外テックは半導体製造装置の部品販売において、東京エレクトロン向けの約8割を占め、業界内での競争優位性を保っています。
課題: 半導体製造装置市場の需要変動に影響を受けやすく、受託製造事業の拡大と自社開発の強化が課題となっています。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略: 中期経営計画「MIRAI2026」に基づき、各施策を実行し、2030年までに「あらたな価値の創造」を目指しています。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 開発・生産強化のための工場用地取得、販売事業の商圏拡大、在庫調整による利益改善など。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力: 半導体製造装置市場の変動に影響を受けやすいが、受託製造事業の拡大と自社開発強化により、市場ニーズの変化に適応する力を持っています。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性: 受託製造事業の拡大と自社開発強化により、技術革新に力を入れています。
収益を牽引している製品やサービス: 半導体製造装置の部品販売が主力となっています。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- 基本EPS: 242.66円
- 現在の株価: 2,185円
- P/E比率: 8.99（2,185 / 242.66）
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 2,337.86円
- 200日移動平均線: 2,419.17円
- 現在の株価: 2,185円
- 分析: 現在の株価は50日移動平均線と200日移動平均線の両方より低いため、安値圏にあると判断できます。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高（過去12か月）: 39,013百万円
- 営業利益: 1,218百万円
- 経常利益: 1,218百万円
- 純利益: 848百万円
- ROE（過去12か月）: 8.13%
- ROA（過去12か月）: 3.25%
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高は増加傾向にあり、利益も増加しています。ROEとROAも健全な水準を維持しています。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 前期配当: 93円
- 予想配当: 99円
- 配当利回り: 4.23%
- 配当性向: 41.87%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自己株買いを実施しており、株主還元に力を入れています。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は、上昇傾向にあります。
株価への影響を与える要因:
- 業績予想の修正、市場動向、競合状況など。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
内外テックは半導体製造装置の部品販売を主力とする企業で、業界内での競争優位性を保っています。中期経営計画「MIRAI2026」に基づき、開発・生産強化に力を入れています。財務面では健全なROEとROAを維持しており、株価は安値圏にあります。配当性向も適切で、株主還元に力を入れています。しかし、半導体市場の変動に影響を受けやすいため、市場動向に注意が必要です。
企業情報
| 銘柄コード | 3374 |
| 企業名 | 内外テック |
| URL | https://www.naigaitec.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
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