1. 企業情報
- 企業名: 村上開明堂
- 概要: 自動車用バックミラーの主要製造業者。主にトヨタ向けにバックミラーを供給。電子ミラーにも参入しており、その他にも光学フィルターやレーザーミラーなどの製品を製造販売している。
- 事業内容: 自動車用バックミラー、電子ミラー、コンケーブミラー、加熱式洗浄機、投影関連製品、光学ソリューションなど。
- 設立年月日: 1948年3月27日
- 代表者名: 村上 太郎
- 従業員数: 3,812人
- 本社所在地: 〒420-8550 静岡市葵区伝馬町11-5
- 市場区分: スタンダード（内国株式）
- 17業種区分: 自動車・輸送機
- 33業種区分: 輸送用機器
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内でのポジション: 自動車用バックミラーの最大手であり、国内市場で高いシェアを誇る。
- 主要取引先: トヨタ、スバルなど。
- 競争優位性: 豊富な経験と技術力、主要取引先との長年の関係。
- 課題: 自動車用バックミラーの市場成長が鈍化していること、新技術への対応。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: 業界のリーダーとしての地位を維持し、新技術への投資を強化。
- 中期経営計画: 具体的な施策や重点分野に関する詳細は公表されていない。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 自動車用バックミラーの主要サプライヤーとして収益を生み出している。
- 市場ニーズへの適応力: 新技術への投資と市場ニーズの変化への対応が重要。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 電子ミラーや光学フィルターの開発に注力。
- 主力製品: 自動車用バックミラー、電子ミラー、光学フィルター。
6. 株価の評価
- 株価: 5,080円
- EPS: 493.73円
- BPS: 不明
- 現在の株価とEPSの比較: 現在の株価はEPSより低い。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間で株価は5,000円から5,460円の間で変動。
- 高値圏か安値圏か: 52週高値は6,410円、52週安値は3,870円。現在の株価は52週高値より低い。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 過去12か月で104,601百万円（前年比-12.5%）
- 利益: 営業利益6,317百万円、経常利益7,257百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益4,552百万円
- ROE: 過去12か月で7.92%
- ROA: 過去12か月で4.83%
- キャッシュフロー: 総キャッシュフロー12.75B円
- 過去数年分の傾向: 売上高、利益ともに減少傾向。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り: 3.47%
- 配当性向: 35.14%
- 自社株買い: 4.33%の自己保有
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の変動傾向: 直近10日間で株価は上昇・下降を繰り返している。
- 影響要因: 業績予想、市場動向、競合他社との比較。
11. 総評
- 各分析結果のまとめ: 村上開明堂は自動車用バックミラーの主要サプライヤーであり、主要取引先との長年の関係を強みとしている。しかし、市場成長の鈍化と新技術への対応が課題である。財務面では健全なROEとROAを維持しているが、売上高と利益は減少傾向にある。株価は52週高値より低い位置にあり、テクニカル分析では安値圏に位置している。
- 全体的な見解: 技術革新への投資と市場ニーズへの適応力が重要。株価の評価は慎重に行う必要がある。
企業情報
| 銘柄コード | 7292 |
| 企業名 | 村上開明堂 |
| URL | http://www.murakami-kaimeido.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
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