企業情報
企業名: セーラー広告株式会社
証券コード: 2156
概要: セーラー広告は、1951年に設立された広告代理店です。四国、山陽、北部九州を中心に事業を展開しており、タウン誌の発行も手がけています。近年はネット事業の強化に注力しています。
事業内容: 主に広告代理店業務を行っており、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、屋外広告、交通広告、ポスター、パンフレット、チラシ、その他イベント、ウェブ、デジタルプロモーション、セールスプロモーションなどを提供しています。
設立年月日: 1951年3月30日
代表者名: 香川 裕史
住所: 〒760-8502 高松市扇町2-7-20
従業員数: 172人
平均年齢: 44.6歳
平均年収: 5,340千円
業界のポジションと市場シェア
業界内でのポジション: 四国でトップシェア、山陽・北部九州でも強い地位を占めている中堅広告代理店。
競争優位性や課題: 地域密着型の強みを活かしたローカルマーケティングが強み。一方で、デジタル化への対応が課題となっています。
経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略: デジタル領域の拡大と新しい事業領域の開発に取り組んでいる。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 詳細な中期経営計画は記載されていない。
事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力: デジタル広告のニーズに対応するため、ネット事業の強化に注力している。
技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性: デジタル技術の活用に注力している。
収益を牽引している製品やサービス: 詳細な製品情報は記載されていない。
株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- 基本EPS: -19.55円
- Diluted EPS: -19.55円
- 現在の株価: 283円
- PER: 14.5（現在の株価/基本EPS）
- PBR: 0.64（現在の株価/BPS）
テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 365.16円
- 200日移動平均線: 394.64円
- 現在の株価: 283円
- 分析: 現在の株価は50日移動平均線と200日移動平均線の両方よりも低いため、安値圏にあると判断される。
財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高 (過去12か月): 197億円
- 利益率: -7.94%
- ROE (過去12か月): -8.70%
- ROA (過去12か月): -1.43%
- キャッシュフロー: 8.2億円
- 負債/資産比率: 60.92%
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高: 2024年は前年比11.2%減少。
- 利益: 2024年は赤字（-74,247百万円）。
株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 前期配当: 6.00円
- 配当利回り: 2.11%
- 配当性向: 15.50%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自己株式保有率: 31.4%
株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価: 300円から283円まで下落。
- 出来高: 変動幅が大きいが、全体的に低い。
株価への影響を与える要因:
- イベント: 配当落ち日（3月28日）。
総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
セーラー広告は四国、山陽、北部九州で強い地位を占める中堅広告代理店です。デジタル化への対応が課題となっていますが、ネット事業の強化に注力しています。財務面では負債比率が高く、収益性も低調です。株価は安値圏にあり、テクニカル分析では下降トレンドが続いています。配当性向は適度であり、株主還元は積極的に行っています。全体的に成長性は低いと判断されますが、地域密着型の強みを活かしたマーケティングは持続可能性があると見なせます。
企業情報
| 銘柄コード | 2156 |
| 企業名 | セーラー広告 |
| URL | http://www.saylor.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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