1. 企業情報
- 事業内容: 貸会議室、ホテル・宿泊研修施設の運営を中心とした空間再生流通事業
- 特徴: 遊休不動産を借り上げ、会議室、オフィス、宿泊施設として再活用するビジネスモデル
- 設立: 2005年8月
- 本社: 東京都新宿区
2. 業界のポジションと市場シェア
- 貸会議室市場において国内トップクラスの企業
- 遊休不動産の効率的な活用により、競合他社との差別化を実現
- インバウンド需要や企業の会議・研修需要を積極的に取り込む戦略
3. 経営戦略と重点分野
- 空間再生流通事業の拡大
- ホテル・宿泊施設の新規出店と既存施設の改装
- リリカラ、ノバレーゼとの協業推進
- インバウンド需要への対応
4. 事業モデルの持続可能性
- 柔軟な不動産活用モデルにより、市場変化に適応
- 多様な収益源（会議室、ホテル、宿泊、飲食）
- デジタル技術を活用したサービス展開
5. 技術革新と主力製品
- 会議室予約システムのデジタル化
- 多様な会議・イベント形式に対応する設備
- ホテル・宿泊施設のサービス品質向上
6. 株価の評価
- 現在株価: 1,617円
- PER: 16.92倍（業界平均14.8倍）
- PBR: 1.55倍（業界平均2.0倍）
- EPS: 95.56円
7. テクニカル分析
- 52週高値: 1,924円
- 52週安値: 1,172円
- 現在の株価は中間帯で推移
主要財務指標
- 売上高: 49.27億円（前年比46.4%増）
- 営業利益: 45.82億円
- 純利益: 36.85億円
- ROE: 19.21%
- 自己資本比率: 50.2%
9. 株主還元と配当方針
- 現時点で配当は0円
- 内部留保を成長投資に充当する方針
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 直近3ヶ月の平均出来高: 36.4万株
- 機関投資家保有比率: 11.39%
- インサイダー保有比率: 60.99%
11. 総評
ティーケーピーは、独自の空間再生流通事業モデルにより、安定的な成長を遂げている企業。インバウンド需要の回復、企業の会議・研修需要の増加を背景に、今後も事業拡大が期待される。財務指標も堅調で、中長期的な投資対象として魅力的。
企業情報
| 銘柄コード | 3479 |
| 企業名 | ティーケーピー |
| URL | http://tkp.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
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