決算説明：ベステラ（1433）

2025年１月期　第３四半期　決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: ベステラ株式会社
  • 主要事業分野: プラントエンジニアリング
• 報告期間: 2025年1月期 第3四半期 (2024年2月～2024年10月)

業績サマリー

• 主要指標 (百万円):

• 進捗状況: 2025年1月期業績予想に対する進捗率は売上高で72.8%。

業績の背景分析

• 業績概要: 売上高、営業利益ともに過去最高を更新。受注残高も良好に推移。
• 増減要因:
  • 売上高増加: 好調な受注環境。電力、石油・石化業界の大型工事が順調に進捗。
  • 営業利益増加: 増収効果が原価増加や研究開発投資増加を上回ったため。
  • その他: 政策保有株式売却益167百万円を特別利益に計上。

戦略と施策

• 現在の戦略: 脱炭素に向けた資源再利用、戦略的組織強化とシステム機能強化、政策保有株式の縮減。
• 進行中の施策:
  • AI見積りシステム開発
  • SFAシステム導入
  • 工事サポート部隊増員
  • 工務部新設

将来予測と見通し

• 業績予想 (百万円):

• 中長期計画: 脱炭素アクションプラン2025 (中期経営計画) の最終年度である2026年1月期には、ROE13%以上を見込む。

配当と株主還元

• 配当方針: 1株当たり20円を予想。
• 特別配当: 政策保有株式売却益による特別利益計上。

製品やサービス

• サービス: プラントエンジニアリング

付加情報

• 完成工事高は、顧客の設備投資計画に応じた季節性があり、年末・年度末に増加する傾向がある。
• 1人あたり完成工事高は、大型工事の割合が大きいほど高くなる傾向がある。2025年1月期は年間130百万円以上を見込む。
• 元請割合は高い水準で推移している。
• 政策保有株式売却により財務健全性が向上。自己資本比率は前連結会計年度末比で8.4%改善。
• 受注状況は良好で、過去最高の完成工事高を計上しつつ、受注残高を潤沢に確保。
• 石油化学業界は、需要の変化や環境規制、国際競争力の低下により設備稼働率が低下傾向にある。

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